国登録（建造物の部）01

国登録有形文化財（建造物）の部　

登録文化財　村岡総本舗羊羹資料館（むらおかそうほんぽようかんしりょうかん）

1件

平成9年6月24日告示
小城市小城町
建築物

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　昭和16年に砂糖貯蔵庫として建てられたが、昭和59年の改装によって資料館となった。木造で寄棟の屋根の和風建築であるが、ファサード（正面）は煉瓦とタイルによる洋風の意匠となっており、その特徴的な外観により広く親しまれている。

 

 

登録文化財　徴古館（ちょうこかん）

1件

平成9年12月3日告示
佐賀市松原
建築物

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　昭和2年に、鍋島家所蔵資料を展示するための博物館施設として建てられた。正面ファサードは、二本一組の列柱を持つ半円形の車寄せと、二階の列柱からなり、背面は簡素な意匠である。県内の鉄筋コンクリート建造物としては早い時期のものであり、また、本格的な洋風意匠をもつ点にも特徴がある。

 

 

登録文化財　竹屋（たけや）

1件

平成10年8月4日告示
唐津市中町
建築物

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　大正12年に、唐津市の繁華街にある老舗の料理店の木造三階建の店舗として建てられた。一階は調理場と家族の住居部であるが、二階は六畳の客室が三室、三階は十畳の客室二室が配されている。いずれも吟味された材料を用い、階段周廻りや客室の欄間、床棚など凝った造作となっている。

 

 

 

 

 

登録文化財　杉光陶器店（すぎみつとうきてん）

主屋、一の蔵、二の蔵、三の蔵、4件

平成10年9月25日告示
嬉野市塩田町
建築物

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（嬉野市撮影）

　塩田川の船運と長崎街道以来の陸路による物資の集散地として栄えた塩田津の町並みにある。主屋は、居蔵造、妻入りの大型町家で、嘉永5（1852）年に建築をはじめ安政2（1855）年に完成したことが、江戸時代当時の日記（天相日記：市指定文化財）から分かる。三の蔵は、明治43年から大正5年まで塩田銀行として使用された。隣接する国重要文化財西岡家住宅とともに、町並みのシンボル的存在である。

　街道沿いの主屋と三の蔵は平成22・23年度に修理が行われ、往時の姿に復原された。

　杉光陶器店を含む「嬉野市塩田津重要伝統的建造物群保存地区」については、こちら。

 

 

登録文化財　日本福音ルーテル小城教会（にほんふくいんるーてるおぎきょうかい）

1件

平成10年12月25日告示
小城市小城町
建築物

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　昭和13に建てられた切妻屋根の小さな木造教会で、東面にホール及び牧師館が雁行型状に接続し一体的に構成される。切妻造の教会堂は、背面の妻壁に聖壇が円形状に張り出す独特の外観をしている。設計はヴォ―リズ建築事務所、施工は辻組（現九州建物株式会社）である。

 

 

 

 

登録文化財　多久市西渓公園寒鶯亭（たくしせいけいこうえんかんおうてい）

1件

平成11年7月21日告示
多久市多久町
建築物

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　多久市出身の炭鉱主高取伊好が大正13年に建て、地元に寄贈した公会堂建築物である。棟札から、設計者は杵島炭鉱技師の大坪彌平、棟梁は船津虎五郎であることが判明している。16畳3室の四周に縁を回し、入母屋の大屋根を架け、北面の中央に車寄を設ける。木造和風公会堂建築の好例である。

 

 

登録文化財　如蘭塾塾舎及び寄宿舎、如蘭塾迎賓館（じょらんじゅくじゅくしゃおよびきしゅくしゃ、じょらんじゅくげいひんかん）

2件

平成11年9月7日告示
武雄市武雄町
建築物

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　如蘭塾は、中国子女の留学施設として実業家野中忠太により開設されたが、これらの建物は昭和18年ごろに建てられた。主要施設の塾舎及び寄宿舎は、東西棟の塾舎に南北棟の寄宿舎棟がL型に取り付く。凝灰岩を用いた玄関の親柱はライト風の独特の構えになる。迎賓館は、塾舎及び寄宿舎の西側にあり、迎賓館としての風格を備えている。両棟ともに設計は当時満州で活躍していた遠藤新といわれる。

 

 

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