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令和元年度Let ’s“ゆとり”!キャンペーン実施報告

最終更新日:
佐賀県では、ワーク・ライフ・バランス推進の一環として、9月1日(日曜日)から11月30日(土曜日)の期間で、年次有給休暇取得促進やノー残業デーなどの労働時間短縮に取り組むことを宣言して実践していただく『Let’s“ゆとり”!キャンペーン』を実施しました。

 

 今年度は、民間事業所134事業所、12,953名の方に参加していただきました。(参加事業所は令和元年度『Let's“ゆとり”!キャンペーン』参加事業所の紹介別ウィンドウで開きますに掲載しています。)

 

 このたび、参加いただいた事業所を対象にアンケート(回答数115社/137社)を実施し、結果を取りまとめました。各事業所におかれましては、今後のワーク・ライフ・バランスの推進の一助としていただければ幸いです。

 

 

『Let's"ゆとり"!キャンペーン』の取組内容について

 宣言内容(複数回答可)については、「ノー残業の実施推奨」が56.3%と最も多く、「ノー残業の実施」と「有給休暇の取得」の両方を宣言した事業所は26.1%でした。

 取組内容

 割合(%)

 年次有給休暇の取得促進

    31.6

 ノー残業の実施推奨    56.3

 リフレッシュ休暇等の特別休暇の取得促進

           9.8

 その他

           2.3

 

 宣言内容について
  
 

  

県内一斉ノー残業デーの実施について

 9月11日、10月9日、11月13日の『県内一斉ノー残業デー』については、

一部の実施も含めて、77.9%の事業所で実施していただきました。

 取組の実践について

割合(%)

 すべて実施した

 63.7

 一部実施した

 14.2

 実施していない

 22.1

 

「県内一斉ノー残業デー」の実施について

 

「Let’s“ゆとり”!キャンペーンに対する意見等

 81.6%の事業所が、『Let’s“ゆとり”!キャンペーン』に今後も参加したいという回答でした。『Let’s“ゆとり”!キャンペーン』が労働時間短縮に取り組むきっかけにつながったようです。

 Let'sゆとりキャンペーン

 割合(%)

 そう思う

 81.6

 まあそう思う

 15.8

 あまり思わない

 2.6

   

    

 

働き方に対する意見等 

 64.2%もの事業所が、様々な働き方を日頃から取り入れているとの結果でした。

 働き方の取組について

 割合(%)

   フレッシュタイム制や朝方勤務等の働き方、勤務時間について柔軟な働き方に関する制度を導入している

 25.4

 在宅勤務やテレワーク等、勤務場所について柔軟な働き方に関する制度を導入している

 6.7

   業務時間に応じて勤務時間又は営業時間を設定している

 14.2

   労働者個人について所定外労働の上限時間を設定している

 17.9

 どれも当てはまらない

 35.8

 
働き方について

 

 


 

 休暇制度の取組状況について

 割合(%)

   大型連休や夏季・冬季等の機会を捉えた年次有給休暇の計画的付与制度を導入している

 17.8

 半日(又は時間単位)での年次有給休暇制度を導入している

 39.0

   年次有給休暇の取得状況を確認する制度・システム等を設定している

 27.8

   個人ごとの有給休暇取得計画表の作成を行っている

 14.1

 取り組んでいない

 1.2

 

休暇制度への取組状況


 

 

労働時間短縮について

 

 今後について

 割合(%)

 組織全体の取組みとして、恒常的に実施したい

 64.7

 組織全体で『Let's"ゆとり"!キャンペーン』のように時期を決めて実践したい

26.7

 現時点で組織全体で取組むことは難しいが、検討したい

6.9

 組織全体として、これ以上労働時間短縮の取組を進める予定はない

1.7

 
今後の取組について


 

参加者の意見

  • また来年も参加致します。
  • 期間中、ノー残業ということで、それに向けて全員が仕事に取り組めたと思います。ありがとうございました。
  • 働き方改革を推進していく中で、当キャンペーンは企業として背中を押されるかたちとなり、非常に良い取り組みであったと感じます。
  • 残業をしないためには、どう業務をすすめればいいのか、一人一人が考えるいい機会になりました。
  • 今後も参加させていただきます。
  • 働く目的が「収入」という方も多い中、労働時間短縮ということで、収入が減ってしまうのではないかという意見もあります。そうならない為にも仕事の効率を上げて労働時間短縮を図り、より大きな成果を上げられるような仕組み作りが重要だと思います。社員の皆さんが安心して仕事に打ち込める働きやすい職場環境を目指したいです。
  • 介護事業所で時間短縮は難しい為、有給取得できる業務改善や推奨を行っていきたい。
  • 労働時間短縮と生産性の向上の定着を図りたいが、労働力不足や各人の認識不足等で難しい面もある。
  • 毎週水曜日をノー残業デー「スカッとすいよー」として効率よく業務を遂行し定時で退館する取組を行っている。水曜日のノー残業は達成できているものの、そのしわ寄せが他の日に出ている状況が見受けられ、業務自体の見直しも行っている状況である。
  • 時間外勤務に対する考え方、働き方のスタイルは個人によって異なるため、地道に取組を進める中で意識改革に取り組んでいきたい。
  • 県内一斉ノー残業デーを前面に出して、もっとPRしてもらい、参加する気運を高めてほしい。
  • 今回の法改定による有給休暇最低5日以上取得でわかったが、実際は取得可能な社員がほとんどであり、意識の問題であることがわかった。今後は公的機関が主体となり意識改善セミナーなどを実施していけば着実に改善は出来ていくと考えます、
  • 以前、九州厚生局を訪れた時に「ノー残業デー」の存在を知り、当院でも実施しています。労働時間短縮は、会社等のトップの意識次第ではないかと思う。時代に即した仕事の効率アップを考えていかなければいけないのでは・・・。
  • 変形労働制のため、逆に従事者にとっては休日が減っていたり感じます、この制度をどうにかしてほしい。
  • ゆとりキャンペーンに限らず、働き方改革の取り組みなどの好事例を、県としてSNSを活用し紹介しても良いと思います。佐賀県のPR(住みたい県、働きやすい県、企業)や企業誘致等にも活かせるのではと思います。
  • 従業員の中には年次有給消化100%のものもおり、わが社では会社全体でフォローしたり、予定などや体調面での有給消化でも出来るだけ希望に沿うように皆でやっている。しかし会社の経営面としては厳しいのは確かであり、月給制の従業員の雇用面では、今後も大きな課題となるだろう。

 

 

 

 

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