県指定(古文書)02 最終更新日:2020年6月22日 佐賀県重要文化財(古文書)の部 佐賀県重要文化財 鶴田家文書(因幡守勝系)(つるたけもんじょ(いなばのかみまさるけい) 平成9年5月9日指定 武雄市図書館・歴史資料館(武雄市武雄町大字武雄5304-1) 古文書 鶴田家は、中世に松浦郡の大河野(現・伊万里市)を本拠として活動した松浦党の一支流である。史料にしばしば現れるようになるのは16世紀半ば頃の鶴田因幡守勝以降である。大河野日在城に居住し、松浦地方の支配勢力の変遷にともなって大友氏や龍造寺氏に従うこともあったが、天正初年に後藤貴明に属して武雄に移り住んだ。 本文書は鶴田氏の嫡流に伝わる家文書である。 佐賀県重要文化財 鶴田家文書(越前守前系)(つるたけもんじょ(えちぜんのかみすすむけい) 平成9年5月9日指定 佐賀市城内一丁目15-23(県立博物館) 古文書 鶴田氏は、中世に松浦郡の大河野(現・伊万里市)を本拠として活動した松浦党の一支流である。鶴田家の嫡流は因幡守勝で、大河野日在城に居住していたが、勝の叔父にあたる越前守前は獅子ヶ城を根拠としたため、鶴田氏は大河野の嫡流家と岩屋の庶流家に分かれることになった。 本文書は、岩屋の鶴田家庶流に伝わる家文書である。 佐賀県重要文化財 光浄寺文書(こうじょうじもんじょ) 平成10年5月11日指定 三養基郡みやき町西島 光浄寺 古文書 光浄寺は、在地領主の板部成尚を開基とし、空山を開山とする。 当寺に伝わるこの文書は、鎌倉時代末期から江戸時代前期に至る計104通の文書群であり、現在4巻に分けて成巻されている。 文書の中で最も年紀が古いのは元亨3年(1323)4月6日付けの沙弥寂妙譲状案(49号)である。 クイックメニュー