佐賀県のいじめ認知件数は近年増加傾向にあり、その事例の中には、一時的な感情から発せられる言葉や態度、何気ない一言、いじり、無意識にとった態度など、自分の言動がいじめに該当するとの認識がないまま、結果的にいじめとして認知されるケースもあります。
また、いじめの現場に居ながら、いじめを防止せずに傍観している傍観者についても、いじめを止めないことで、いじめを助長してしまうことや、傍観者自身が罪悪感や無力感を抱えてしまうこともあります。
さらに、いじめの要因は様々で、家庭や学校、友人関係、学習面から生じる不満やストレスが背景にあるとも言われており、その上、いじめの当事者の関係性は固定的ではなく、状況に応じて加害者が被害者になったり、被害者が加害者に変わったりするなど、立場が入れ替わる状況も生じるほか、SNSやオンラインゲーム等の閉じたコミュニケーション空間におけるトラブルなど、表面化しにくい、把握が難しい「見えないいじめ」も存在します。
そのため、いじめる側、いじめを受ける側だけでなく、いじめの傍観者に向けたメッセージを発信し、一人一人が自分の言動や行動を見つめ直すきっかけとなるような意識啓発が必要です。そのため、今回効果的に事業を展開するにあたり、優れた事業者を募集するため、公募型プロポーザルを実施します。