二.中等教育
中学校については、昭和6年(1931)1月10日の中学校令施行規則改正により、「生徒教養ノ要旨」(道徳教育・国民教育・普通教育・体育の4つ)を新設しました。また、上級学年に、実業・理科を重視した第1種と、外国語・数学を重視した第2種の課程を設けて選択履修としました。学科内容についても、公民科と作業科を新設し、博物・物理・化学を総合して理科と改称しました。
(資料解説)
武雄中学校長から県知事宛てに提出された、教科書を変更するための認可申請書類です。
新年度から使用又は変更予定の教科書について、教科ごとの一覧になっています。
改訂版が出版される見込みがない、図の大きさが学習のためにちょうど良いなど、様々な
理由で教科書の変更が申請されました。
昭和12年(1937)3月27日には中学校教授要目、高等女学校及び実科高等女学校教授要目のうち、修身、公民科、国語漢文、歴史及び地理の要目の改正が行われ、教育内容が刷新されました。
(資料解説)
佐賀成美高等女学校の授業時数変更の
届出です。実業として園芸の時間を毎週
1時間増やすことを届け出たもので、作業を
通して勤労精神を養い、実生活に即した
教育を実施するためでした。
「蔬菜花弁の園芸作業」の外には文書に記述が残っておらず、実際の授業内容は不明です。