農福連携 最終更新日:2025年6月9日 佐賀県では農福連携を推進しています。佐賀県農業経営課 佐賀県障害福祉課就労支援室 農福連携とは、障害者等が農業分野で活躍することを通じ、自信や生きがいを持って社会参画を実現していく取組です。 農福連携に取り組むことで、障害者等の就労や生きがいづくりの場を生み出すだけでなく、担い手不足や高齢化が進む農業分野において、新たな働き手の確保につながる可能性もあります。 農業と福祉(障害者)の連携という狭い意味で捉えられがちな農福連携ですが、農の向こうには農林水産業や6次産業などがあり、福の向こうには障害者だけでなく、高齢者、生活困窮者、触法障害者など社会的に生きづらさがある多様な人々が包摂されます。2019年6月に発信された農福連携等推進ビジョンでは、「農福連携を、農業分野における障害者の活躍促進の取組にとどまらず、ユニバーサルな取組として、農業だけでなく様々な産業に分野を広げるとともに、高齢者、生活困窮者、ひきこもりの状態にある者等の就労・社会参画支援、犯罪・ 非行をした者の立ち直り支援等にも対象を広げ、捉え直すことも重要である。」と明記されました。その後多くの場面で「農福連携」から「農福連携等」と表現されるようになった背景には、農と福のもつ意味の広がりが生み出す新たな価値への期待が込められています。参照:農福連携とは:農林水産省 (maff.go.jp)(外部リンク)「農業」と「福祉」における課題と取組方向【農業における課題】•人手・後継者不足•一定時期に集中する過重労働•高齢化による労働量の減少•加工・販売への展開不足【取組方向】•後継者・労働力の育成•作業進捗の遅れを解消•労働負担の軽減•生産物の活用と販路の拡大•社会貢献につながる【福祉における課題】•低工賃•地域からの孤立•障害者総合支援法、精神保健福祉法により自立した社会生活の実現が求められている【取組方向】•施設外での就労の機会 •能力に応じだ賃金 •体力の向上 •達成感ややりがいにつながる •農作業による精神的安定 •地域との繋がりで深まる交流 佐賀県ではコーディネーターを配置して、農福連携マッチングを推進しています マッチングの流れ 佐賀県が都道府県で初めてノウフク・アワード2024 フレッシュ賞を受賞しました「農福連携等応援コンソーシアム」(令和2年3月設立)の主催により、全国各地で農福連携に取組んでいる団体・企業や個人の優れた取組を表彰する「ノウフク・アワード2024」において、取組5年以内の優良な団体等の一つとして、佐賀県が都道府県では初めて「フレッシュ賞」を受賞しました。 佐賀県の評価ポイント農家と福祉事業所のマッチングや丁寧なフォローで農福連携が全県に拡大ノウフク・アワード2024フレッシュ賞受賞PRESS RELEASE お知らせ令和6年度農福連携セミナーを開催しましたセミナーの概要は、下記リンクをご覧ください。令和6年度農福連携セミナー令和6年度農福連携セミナーを開催します(終了しました) 12月7日(土曜日)12時00分~12時30分にアバンセ(佐賀市)にて令和6年度農福連携セミナーを開催します。今年度のセミナーは、「第13回障害者の主張大会(主催:佐賀県障害者社会参加推進協議会)」において、講演として実施します。セミナーの概要は、下記リンクをご覧ください。皆様のご参加をお待ちしております。令和6年度農福連携セミナーPRESS RELEASE 令和5年度さが農福連携マルシェを開催します(終了しました) 3月10日(日曜日)10時30分から16時サガテレビ駐車場(佐賀市)にて令和5年度さが農福連携マルシェを開催します。マルシェ概要は、下記リンクをご覧ください。皆様のご参加をお待ちしております。令和5年度さが農福連携マルシェPRESS RELEASE佐賀県農福連携推進受委託マニュアル 佐賀県では農業と福祉のマッチングを支援する中間支援者のためのマニュアルを作成しています。 農福連携受委託マニュアル (PDF:7.11メガバイト) 農福連携に関するお問い合わせ先■農家の方は最寄りの農業振興センターにお問い合わせください。●佐城農業振興センター 0952-45-8888●三神農業振興センター 0952-52-1231●東松浦農業振興センター 0955-73-1121●西松浦農業振興センター 0955-23-5128●杵島農業振興センター 0952-84-3625●藤津農業振興センター 0954-62-5211■福祉事業所の方は佐賀県障害福祉課就労支援室にお問い合わせください。担当:農福連携コーディネーター 久富 0952-25-7389