身体障害者補助犬について
身体障害者補助犬とは盲導犬、介助犬、聴導犬の3種類の犬のことです。補助犬はペットではなく、身体に障害のある方の自立と社会参加を促進することを目的とし、法律に基づいた特別な訓練を受け、認定された犬です。
1.盲導犬
視覚障害者の安全で快適な歩行をサポートします。使用者に障害物、曲がり角、段差などを教えてくれます。「ハーネス(胴輪)」をつけています。
2.介助犬
肢体不自由者の日常の生活動作のサポートをしてくれます。物を拾って渡す、冷蔵庫や引き出しの開閉、着脱衣の介助などを行います。「介助犬」と書いた表示を付けています。
3.聴導犬
聴覚障害者に音を聞き分けて教え、音源へ誘導します。玄関のチャイム音、FAX着信音、キッチンタイマー、赤ちゃんの泣き声、非常ベルなどを教えてくれます。 「聴導犬」と書いた表示を付けています。
身体障害者補助犬の受け入れについて
身体障害者が補助犬を同伴する場合、公共機関のみならず、ホテルや飲食店、スーパー、病院など不特定多数の方が利用する民間施設においても、原則として拒否できません。
身体障害者補助犬法については以下のホームページをご参照ください。
ほじょ犬ホームページ
(厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部 企画課地域生活支援室)
ほじょ犬リーフレット等はこちら
街で補助犬を見かけたら
身体に障害のある方がハーネスや表示をつけた補助犬を同伴している時、補助犬は「仕事中」です。補助犬に声をかけたり、食べ物を与えたり、触ったりしないでください。補助犬が仕事に集中できず、補助犬使用者を安全に誘導することができなくなります。皆様のご理解とご協力をお願いします。
相談窓口のご案内
県では、身体障害者補助犬に関する相談窓口を設置しており、補助犬の同伴や使用に関する相談をお受けし、必要な助言、指導を行うほか、必要に応じて関係機関の紹介を行っています。
佐賀県身体障害者補助犬育成事業費補助金について
(佐賀県身体障害者補助犬に関する相談窓口)
障害福祉課 地域生活支援担当
電話:0952-25-7064
FAX:0952-25-7302