サウナ施設における安全対策等の徹底について
サウナ施設の営業者の皆様へ
令和7年12月15日に東京都内の個室サウナにおいて火災が発生し、利用者が死亡する事案が発生しました。
類似の事故を防止するため、サウナ施設を営業される場合は、以下事項についてご確認いただき、施設内の適切な衛生管理とともに、防火対策や非常用設備の点検など、安全対策の徹底をお願いします。
確認事項
・床面、内壁及び天井は、耐熱性の材料を用いて築造すること
・サウナ室又はサウナ設備の蒸気又は熱気の放出口、放熱パイプは、直接入浴者の身体に接触しない構造であること
・入浴者が接触するおそれのあるところに金属部分がある場合は、断熱材で覆う等の安全措置を講ずること
・サウナ室は、換気を適切に行うため、給気口は室内の最も低い床面に近接する適当な位置に設け、排気口は天井に近接する適当な位置に設けること
・サウナ室又はサウナ設備の適温を保つため、温度調節設備を備えること
・サウナ室又はサウナ設備には、サウナの利用基準温度を表示し、温度計を適当な位置に設置し、必要に応じて湿度計を設置すること
・サウナ室の室内を容易に見通すことができる窓を適当な位置に設けること
・入浴者の安全のため、室内には、非常用ブザー等を入浴者の見やすい場所に設けること
・非常用ブザー等が正常に作動するか確認すること
・サウナ室出入口の扉のドアノブ等に不具合がないか確認すること
その他
サウナ施設の他、入浴施設ではレジオネラ症防止対策が必要です。
こちらについては以下ページを参照ください。
公衆浴場・旅館業におけるレジオネラ症防止対策について
(県ホームページ)