「佐賀の歴史文化連携研究会」設立キックオフイベントを開催します

「佐賀の歴史文化連携研究会」設立キックオフイベントを開催します

佐賀県では、令和4年度から公益財団法人鍋島報效会及び国立大学法人佐賀大学地域学歴史文化研究センターと連携し、外部講師を招いての講習会などを合同で実施し、各機関の横の連携の促進や若手研究者の育成を行ってきました。

この度、これまでの3年間の活動を踏まえ、今後の活動をより体系だった継続的な取組みへと発展させるため、その「核」となる組織として「佐賀の歴史文化連携研究会」（事務局：佐賀県文化課佐賀復権推進チーム）を発足させることとし、下記により設立キックオフイベントを開催します。

　本キックオフイベントは、一般観覧もできますので、佐賀の歴史文化にご興味がある方の観覧申込みをお待ちしております。

記

◆「佐賀の歴史文化連携研究会」設立キックオフイベント

～佐賀の歴史文化の価値とその継承～

1　日時　令和7年7月15日（火曜日）15時～17時

2　場所　佐賀大学本庄キャンパス教養教育1号館 2階 129号教室

3　スケジュール

（1）オープニングトーク

　　・テーマ　「『江戸のモノづくり』（2001～2006・科研費・特定領域研究） の経験から『佐賀の歴史文化連携研究会』に期待すること」　

　・国立科学博物館名誉研究員　鈴木　一義（すずき かずよし）氏

（2）クロストーク

　　・テーマ 「佐賀の歴史文化の価値とその継承について」

　　・登壇者　鈴木一義氏、大園隆二郎氏、川副義敦氏、伊藤昭弘氏

4　一般観覧者申込

　　　こちらから申込フォームに必要事項を入力してください。

5　登壇者のプロフィール

◎オープニングトーク／パネラー

国立科学博物館名誉研究員

鈴木 一義（すずき　かずよし）

元産業技術史資料情報センター長。江戸のからくり人形　から、現代の自動車、航空産業まで、日本における科学及び技術の発展状況について、幅広い分野で調査・研究を行っている。

〇パネラー

藩政史研究家

　大園 隆二郎（おおぞの　りゅうじろう）

　佐賀県立高等学校教諭、佐賀県立図書館近世資料編さん室長などを歴任。

著書に『大隈重信』（西日本新聞社）、『佐賀偉人伝14 枝吉神陽』（佐賀城本丸歴史館）など。

〇パネラー

武雄市図書館・歴史資料館アドバイザー

　川副 義敦（かわそえ　よしあつ）

　佐賀県立高等学校教諭、佐賀県立博物館、武雄市歴史資料館学芸員を経て現職。

著書に『佐賀偉人伝04 平山醇左衛門』（佐賀城本丸歴史館）、『藩物語 佐賀藩』(現代書館)など。

◇コーディネーター

佐賀大学地域学歴史文化研究センター長

伊藤 昭弘（いとう　あきひろ）

日本近世史を研究分野とし、主に日本近世の藩財政について研究。著書に『青年藩主 鍋島直正-天保期の佐賀藩-』（海鳥社）、『鍋島治茂の政治』（海鳥社）など。