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佐賀県原子力防災訓練を実施しました

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 佐賀県原子力防災訓練を実施しました。
 これはもう皆さん方ご案内のとおり、この前の月曜日でした。参加人数は2万2,266人で、多くの方々の参加によって、天気もいい形で実施することができました。ありがとうございました。改めて感謝申し上げたいと思います。
 今回の訓練での新たな取り組みとして、熊本地震を踏まえた訓練で、自宅が地震によって崩壊するおそれがある、屋内退避といいながら、それそのものが危ないという状況の中でどうすればいいのかといったことについての訓練でした。近隣避難所へ退避していただくという判断をしていただくための訓練を実施した、それから、予定した避難経路が使用できない場合に避難経路を変更していくと。全てがうまくいくわけではないし、実際にはかなりのトラブルが起こってしまうことが想定されるので、そういったことにも対応できるような訓練もやっていきたいと今回実施いたしました。
 そして、児童・生徒の保護者への引き渡し訓練、これは新規でした。
 それから、福岡県を経由した住民避難訓練、安定ヨウ素剤の配布訓練といったものも新規に実施させていただきました。
 実地訓練ですので、大変なところもあります。そこでは見当たらないところもありますし、さはさりながら実地でやることによって見つかる課題もあるわけですので、そういったことに対してしっかり対応していきたいと思っています。
 毎年、順次さまざまな気づきの中で新しい訓練も入れながら、問題点を把握できる訓練を実施したいと思っています。それから、今回は地震と原子力災害の複合災害についての手順も確認できたと思っています。
 今後の課題ですが、渋滞が発生した場合、これはよく言われます。やっぱり実際渋滞するだろうがという話もあります。そういった対応。それから、突発的なトラブルが発生した場合に対応する訓練など、図上訓練に取り入れて訓練したいと思っています。
 実際にトラブらないようにという訓練はできるわけですけれども、実際にトラブルを最初から起こしてしまって、そのトラブルの中からどう立ち直っていくのかという訓練もありではないのかと思っていて、図上訓練では積極的にそれをまずやっていこうと思っています。実地訓練の場合は交通状態を実際にまず起こすところから始めなければいけないので、なかなか難しいところがあります。それでも、警察さんとも調整しながら、何ができるところはないのかどうか、そういったところで実地訓練についても今から検討していきたいと思います。
 今回、訓練参加者からもさまざまなご意見をいただきました。訓練で得られた気づきや課題を今、整理中でありますので、さらに次回の訓練に反映していきたいと、不断の取り組みを行っていきたいと思っています。引き続き実践的な体制をつくり上げていきたいと思っております。





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