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佐賀空港の自衛隊使用要請関連その1

最終更新日:

○朝日新聞
 発表事項をいっぱいいただいて申しわけないんですけれども、別の件から。
 最近、防衛省の藤丸防衛政務官が佐賀市のホテルで研修会、商工関係者の研修会で講演をされて、そのときの発言がちょっと問題になっていて、例えば、6月議会で意思を決めてくれと。計画の受入れの是非の判断をしてくれということだと思うんですけれども、あと環境アセスを逃れるかのような発言をされたりとか、あと106億円という佐賀空港に新駐屯地を建設するために組んだ予算の、基本的には全然明かしてこなかったものをパワーポイントで画面に示して公開したりとか、そういったことをされていました。まずお伺いしたいのは、現役の政務官がそういった発言を、ある意味公の場で、特に佐賀県のほうには言うこともなく表明されたということに関して、知事は今どういうふうに受けとめておられるかというのをお伺いしたかったんですが。
○知事
 私も驚いて、九州防衛局の担当のほうに、事実確認をさせたところでありまして、そうしましたら、九州防衛局からは、「28日の藤丸防衛大臣政務官の佐賀市内における講演は、あくまでも同政務官が国会議員として行う政務の一環として参加したものであり、その内容に対して、防衛省及び防衛大臣としてのコメントは差し控えるが、いずれにせよ報道されているような環境影響評価を回避、6月議会で計画の諾否を判断するよう求めているといった事実はありません」との回答があったと聞いたところでありますけれども、「国会議員として行う政務の一環」としてと言われても、現役の政務官でありますので、何か全く関係ないところでそれは政務でというのはわかるんですけれども、まさに所掌事務そのものでありますので、非常に、発言した言葉といったことについての責任をしっかり負っていただきたいなと思います。
 防衛省の中には大臣がいて、副大臣がいて、政務官がいるわけでありますから、それを政務として切り離すということになると、我々はどこと対峙していいものか、どこと議論していいものかと思いませんか。ですから、これは特に我々も本当にすごく厳しい思いをしながら真摯に向かい合っている話でありますから、その発言の真意については、これからいろいろ、今やりとりをしていますから、計画の全体像と将来像の中で。その中でも聞いていって、やっぱり明らかにしていく必要があると思っています。
○朝日新聞
 発言の中で、6月の定例県議会の場で、名指しはどうもしていないみたいですけど、発言を推察すると、知事から同意表明を引き出したいという意図だと私は思っているんですけれども、知事のほうで6月議会のほうで表明できる、もしくはしたいという考えはあるんでしょうか。
○知事
 これはもう常々申し上げていますけれども、私のほうでスケジュール感は持っておりませんので、求めている防衛省さんと真摯に向かい合って、私とすると、その計画の全体像、将来像をしっかりと明らかにしていくことをやっていきたいと思っております。
○朝日新聞
 わかりました。
 よければ各社さん、何かほかにあればどうぞ。





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