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【令和4年度】MR(複合現実)体験会を開催しました

最終更新日:

MR実証事業

 

MR体験会

 佐賀県では、AI・IoT・xR・Roboticsなどの先進技術の活用により地域課題を解決し、皆が快適に暮らせる社会「さがSociety5.0」を目指しています。この度、久光スプリングス様、佐賀バルーナーズ様の協力をいただき、県民の皆様に最新のMR(複合現実)の技術を知ってもらい、2023年春にグランドオープンするSAGAサンライズパーク(SAGAアリーナ)を臨場感・わくわく感を持っていただく体験会建設中のSAGAアリーナで開催しました。

 

【体験会概要】

2022年10月30日(日曜日)関係者向け体験会(Vリーグ久光スプリングス、Bリーグ佐賀バルーナーズ関係者ら約30人)

2022年11月12日(土曜日)県民向け体験会(佐賀県内在住の応募者から抽選で選ばれた約150人)

  知事 県民
     関係者向け体験会の様子           県民向け体験会の様子


体験会では、MRデバイス(専用ゴーグル)を着用することで、建設途中のアリーナの完成後の臨場感を味わえたり、SAGAアリーナをホームとして活用するVリーグ「久光スプリングス」やBリーグ「佐賀バルーナーズ」の選手や競技の魅力を目の前で体験いただきました。

参加者からは「VRと違って現実と仮想が混ざり合ったリアリティのある体験が面白かった。」、「就職活動の疑似体験に活用するなど、役に立ちそうな技術だと思った。」、「工場見学に使えそうだ。」といった声が寄せられました。

 

作成したMRコンテンツ

 建設途中のSAGAアリーナで完成後の会場の臨場感を味わえたり、会場を活用する選手や競技の魅力を体験することができるMRコンテンツです。

 

リボンビジョン

【バーチャル演出で会場をより魅力的に】

コンテンツが始まると会場の雰囲気にバーチャルの演出が加わり、より魅力的な空間を彩ります。初めてMRを体験する方にも安心して楽しんでもらうためにナビゲーターがコンテンツを案内してくれます。

 

【完成後のアリーナを演出】

演出により、会場が久光スプリングスや佐賀バルーナーズ仕様に変わります。競技で使用するバレーのネットやバスケットゴールなども出現し、完成後の雰囲気を体感することができます。

  

【選手と競技体験】

等身大の選手が現れ、選手と一緒に競技体験ができます。久光スプリングスの栄選手のサーブや石井選手のスパイク、佐賀バルーナーズの徳川選手のドリブルやダンクなど、プロスポーツ選手の魅力を目の前で体験できます。

 

【体験会後のコンテンツについて】

アリーナ完成後は、アリーナの魅力発信用コンテンツとして再編します。会場外でも上記演出が目の前で体験できる仕様に変更し、どこでもSAGAアリーナの魅力が伝えられるようなコンテンツで、アリーナや競技の魅力を多くの人へお届けいたします。

※体験場所等の詳細が決定次第、掲載いたします(問合せ:佐賀県政策チーム 0952-25-7541)

  ボール3mダンク


【イメージ映像(60秒程度)】MRの内容を一部ご覧いただけます。 

  




MRとは

ゴーグル
 MRとはMixed Reality(複合現実)の略で、AR(Augment Reality/各超現実)の現実世界に情報を重ねて表示する技術とVR(Virtual Reality/仮想現実)の3次元の仮想空間を体験できる技術、それぞれの要素も合わせ持つ技術です。普段見ている現実世界に違和感なく、仮想の情報を出現させることができるので現実空間を活かした新しい体験が可能となり、エンターテイメントからビジネスシーンにいたるまで、様々な分野での活用が期待されています。MRの代表的なデバイスであるマイクロソフトのHoloLensは、手で行うジェスチャー入力や声による音声入力など直感的な操作が可能なデバイスで、2019年販売のHoloLens2はアイトラッキング機能や10本指を検出するジェスチャー機能、視野角の2倍拡大などの機能が大きく向上しており、MRユーザーに注目されています。


今回のプロジェクトについて

 当事業は産学官連携の取り組みで、それぞれの特性を活かしたコンテンツ制作および技術の普及・啓発を行なっています。

【産】地元企業を中心にMRコンテンツ開発に特化した企業連携
企業
 XRコンテンツ制作実績のある県内企業(株)とっぺんを中心に、共同開発として国内有数のMRコンテンツ制作実績を持つ(株)MuuMu、制作協力としてMRデバイスのメーカーでもある日本マイクロソフト(株)と連携し、効果的な事業成果を目指します。


【学】次世代を担う佐賀大学の学生によるコンテンツ開発
佐賀大学
 県内の総合大学である佐賀大学とも連携し、当事業に関心を持った学生が制作や体験会スタッフとして参加しています。また、(株)とっぺんのサポートのもと、佐賀バルーナーズの徳川選手にご協力いただき、人の動きを記録するモーションキャプチャ技術を活用した映像とゲームコンテンツを制作しています。次世代を担う学生がコンテンツ開発を通して、選手やアリーナの魅力発信を目指します。

【官】SAGAをデジタルの実証フィールドに

佐賀県は、佐賀を実証フィールドにデジタル技術で地方創生を起こしていきます。その一環として今回のプロジェクトに取り組んでいます。

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佐賀県庁(法人番号 1000020410004) 〒840-8570  佐賀市城内1丁目1-59   Tel:0952-24-2111(代表)     
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