地域医療支援病院とは
医療は患者に身近な地域で提供されることが望ましいという観点から、かかりつけ医を地域における第一線の医療機関と位置付けるとともに、他の医療機関との適切な役割分担と連携を図っていく必要があります。
このような観点に立って、高度な救急医療や専門医療等を中心とした医療の提供、当該病院の病床や高度医療機器等の地域のかかりつけ医への開放、患者の紹介・逆紹介を通じての共同診療などにより、かかりつけ医を支援し、二次医療圏単位での地域完結型医療の充実を図るために設けられた病院が地域医療支援病院です。
※本県の地域医療支援病院は、次の6病院です。(R5.3.31時点)
独立行政法人国立病院機構嬉野医療センター(H18.10.31承認)
唐津赤十字病院(H19.7.31承認)
独立行政法人国立病院機構東佐賀病院(H22.11.16承認)
独立行政法人国立病院機構佐賀病院(H23.3.9承認)
佐賀県医療センター好生館(H25.3.29承認)
伊万里有田共立病院(H28.11.9承認)
地域医療支援病院の役割は・・・
(1)他の医療機関から紹介された患者に対する医療の提供
(2)共同利用の実施(開放型病床、高度医療機器等)
(3)24時間体制での救急医療の提供
(4)地域の医療従事者に対する研修の実施
業務報告
地域医療支援病院は、医療法第12条の2第1項の規定により、毎年度業務報告書を都道府県知事に提出します。