夜間は、人から車のライトが見えても、ドライバーから人が見えているとは限りません。
車に対して自分の存在を示すことが事故防止につながります。
ご自身だけでなく、大切なご家族の皆さんの命を交通事故から守るため、反射材を活用しましょう。
反射材とは
反射材は、自動車のヘッドライトの光があたると、そのまま反射されます。
このため、本人にはその効果を確認することができませんが、ドライバーからは、非常によく光ってみえます。
反射材を身に着けると、ドライバーに早めに自分の存在を知らせることができるため、未然に交通事故を防ぐことにつながります。
歩行者のみなさんへ
反射材は、タスキやリストバンドなどの基本的なもののほかに、帽子やスニーカー等、すでに反射素材が用いられているものや、好きな持ち物に貼付ができるシールタイプ、バック等に取り付けるキーホルダータイプのものまで、さまざまなグッズが販売されています。
ご自身で取り入れやすい反射材を身に着けて、交通事故に遭わないために、ひとりひとりが対策をしましょう!
自転車に乗るときは、早めにライトを点灯するとともに、反射材を身に着けるなど、自分の存在を周囲に知らせましょう。
ドライバーのみなさんへ
歩行者を早めに発見して、事故を回避するために、車は、午後5時になったら早めにライトを点灯しましょう。
車のライトはハイビームが原則です。
夜間、車が時速60キロメートルでヘッドライトをロービーム(下向き)にして走行している場合、黒っぽい服装の人は車からは約20メートル、明るい(白っぽい)服装の人は車から約40メートル、反射材を着用した人は、約60メートル以上の距離が離れていてもドライバーから見つけることができます。
さらに車のヘッドライトをハイビーム(上向き)にすると、前方100メートル先まで照らすことができ、歩行者を早めに発見することができます。