高次脳機能障害の方が対象です。グループ・個別で様々な活動を行い、ご自身の障害について理解を深め、対処法を見つけるための訓練を行います。
グループでの活動
3~5名程度のグループで、ゲームやスポーツ、調理、外出などを行います。グループで活動することで、自分の症状についての気づきが増え、メンバー内での相乗効果(情報交換・意欲が高まる)などの変化が見られます。
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ゲームを使って、メモや会話の練習 | 調理で役割分担、手順確認などを練習 |
個別の活動
記憶力や注意力など個人の状況に応じて、紙面での課題・スポーツ・軽作業・パソコン・手工芸・調理などを組み合わせながら進めていきます。また、生活の中での対処方法についても支援します。
プリントの課題で、指定された文字を消していきます。注意力(所要時間や見落としの有無)、記憶力(伝えた手順で行うことができる)等を高める効果があります。
パソコンでは、内容は個々の状態に応じて訓練を組み立てて行います。(専門家監修の高次脳機能のソフト、タイピング、ゲーム等)
プラグタップ組み立ての模擬作業訓練中です。個人の状況に応じて、文字のみや写真入りの手順書を使用して行います。1人で全行程を行う場合や、2,3人で役割分担をして行なう場合もあります。