大浦の棚田 唐津市肥前町
5月中旬の様子
国道204号線を西へ走っていくと万賀里川交差点があります。そこを左に曲がり南下すると、すばらしい棚田の風景をご覧頂けます。この日は、天気が良く、伊万里湾に点在する無数の島も見ることができました。
田植えの時期ということで、水面を覗き込んでみるとオタマジャクシが気持ちよく日光浴をしており、和やかな気持ちにさせられました。
さらに海岸に向かって車をゆっくり走らせていると、季節が春ということで彼岸花を見ることはできませんでしたが、様々な色の花が咲いており、春を感じることができました。
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棚田のすぐ近くにある大浦岡公民館 | 伊万里湾に点在する無数の島々 | 春を感じさせる花々 |
大浦の棚田について
・場所:国道204号線万賀里川交差点を左折、約3分、大浦岡公民館付近
かつて弘法大使がこの地の美しさに筆を投げたと伝えられる「いろは島」を背景に広がる大浦の棚田は絶景です。
大浦の棚田は、小規模な集落である大浦岡、大浦浜、満越の3集落にわたっていて、耕地面積は30ヘクタールあり、棚田枚数も昭和35年頃は1,200枚をこえておりましたが、後継者不足や高齢化等により年々減少しています。
これらの棚田は、鎌倉時代から江戸時代にかけて先人の方々が営々と築かれたもので、食糧(棚田米)の生産をはじめ、洪水・土砂崩壊の防止や、最近では農作業体験、やすらぎの場、美しい景観の保持など多面的な機能を有しています。
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高台から見た棚田の風景 |
お問い合わせ先
唐津市肥前市民センター産業課 0955-53-7145