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埋蔵文化財保護の流れ その3

最終更新日:

5.整理・報告書作成の流れ

(1)遺物洗い・乾燥
 調査現場から持ってきた出土品などを、付着した泥などを洗い落として乾燥させます。金属製品などの遺物は水では洗えないので特殊な薬品で洗ったりします。

遺物洗い・乾燥
土器洗い

 

 (2)選別・注記
 洗浄・乾燥が終わった出土品について、自然物や資料としての価値がほとんどない極小片に選り分けます。
 選別が済んだ出土品に、あとでわからなくならないように、
個別に出土地点などの情報を書き込んだり、ラベルを付けたりします。

選別・注記

 

(3)接合・復元
 バラバラに壊れて出土した土器や石器の破片の中から、
1個のものになるものを選び出し、つなぎ合わせていきます。
 接合した資料の中から、さらに元の形に作り上げられるものもあります。
 写真を撮る必要があるものなどは、間に埋めた石こうなどに着色を行います。

 接合・復元

 

(4)分析・分類・検討
 出土品の材質や材料などの原産地、年代測定等が必要なものについては科学的な分析を行います。
 接合復元が済んだ資料等について、個別の遺構や出土層位ごとに分類し、発掘現場で記録したデータとあわせて、遺構の内容や出土品の意味、遺跡の性格等を検討します。

 

 (5)調査成果の検討
 (4)までのデータを総合して、発掘調査でわかった事実をまとめ、同一地域の事例や他の地域の類似の資料を調査して、調査した遺跡の総合的な評価を行います。

 

 (6)出土品の実測・製図
 出土品を実測や拓本などにより、図面として記録します。
 報告書にのせる出土品や遺構・遺跡の実測図などを製図(トレース)します。

 実測・製図

 

(7)写真撮影
 出土品の写真撮影を行います。

 

 (8)報告書の作成
 報告書の文章を書き、製図した図版を組み合わせ、何回かの校正を経て報告書を作成します。


 

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