第14班リポート 最終更新日:2012年4月11日 派遣期間(実働期間):6月16日(木曜日)~6月23日(木曜日) 避難者が就寝している部屋の障子が外れて日除けが出来ない状態にありましたので、修理と張替をしました。不慣れな作業ではありましたが、避難者の方々から指導を受けなんとか完了させました。 「これでゆっくり眠れる」と喜ばれましたが、なによりも、避難者の方たちと楽しく会話ができ、更に打ち解けることができたのがとても嬉しく思いました。 現在、被災地ではハエの大量発生が問題となっており、その対策としてハエとり用のペットボトルを作成しました。作り方は単純でペットボトル中央に四角の穴を空け、中に砂糖100g、酒70cc、酢50ccを混ぜ入れれば完成です。避難者の方たちも興味をもたれ、「捕れていますか?」と言いながら、時折中を覗きこまれていました。 諸富家具振興協同組合から贈呈された「ちゃぶ台」が届き、避難所の皆さんにお配りしました。しっかりとした造りで、折り畳めて場所を取らず、子供の勉強机にちょうどよいと言って、早速、取り出して使用されていました。家財道具も全て津波で流された方にとっては大変よい贈り物だったのではないでしょうか。 東京から来ていたハンコ屋さんが、印鑑(認め印)の無償配布会を開催されました。印鑑は身近なものですが、生活再建のためには確かに必要なものです。被災者の目線に立ったきめ細やかな支援を継続していくことが大切だと実感しました。