
| 令和7年12月25日 流通・貿易課 伝統産業支援室 担当者 藤田 内線 2289 直通 0952-25-7095 E-mail ryuutsuu-boueki@pref.saga.lg.jp |
鍋島藩窯開窯350周年特別企画「鍋島焼 献上の歩み展」を開催します

今年9月、鍋島藩窯開窯350周年を記念し、大阪・関西万博の会場にて献上瓶子12本を展示した「鍋島焼 献上の歩み展」を実施しました。
この度佐賀県では、当展をさらにボリュームアップし大川内山に現存する29本全ての瓶子が一堂に会する展示会を開催します。いずれも成形、絵付け、焼成にいたるまで約4か月、すべて手作業で仕上げられた作品です。350年にわたり磨かれてきた鍋島焼の技と美をご堪能ください。
「鍋島焼 献上の歩み展」開催概要
1 会期 令和8年2月13日(金曜日)から3月12日(木曜日) 9時30分から18時00分まで ※初日は13時00分から
2 休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)
3 会場 佐賀県立美術館(佐賀市城内一丁目15-23)3号展示室
4 入場料 無料
5 備考 献上に用いる瓶子については、献上用と保管用の2つを制作。今回、保管用瓶子を用いて開催。
■展示する献上品の一例
2025 総理官邸(石破茂前内閣総理大臣) 2024 大阪城 2016 駐日オランダ王国大使館
6 参考
鍋島焼は、伊万里市にある大川内山でつくられる伝統工芸品です。江戸時代、肥前を治めていた鍋島家が全国から優れた陶工を集め、藩直営の「鍋島藩窯(なべしまはんよう)」を築いてから、2025年に350周年を迎えました。
伊万里鍋島焼協同組合が毎年取組む「鍋島焼
献上の儀」は、江戸時代に将軍家や諸大名への献上品として作られてきた鍋島焼の精神を現代に伝えるための重要な儀式として、平成元年から全国の名城所在の首長や石破茂前内閣総理大臣などに、鍋島焼の瓶子の献上を行ってきました。