| 令和7年12月22日 税政課 市町税政担当 担当者 江頭、江口 内線 1344 直通 0952-25-7320 E-mail zeisei@pref.saga.lg.jp |
令和6年度市町村税の徴収実績等を公表します
佐賀県内市町における令和6年度市町村税（国民健康保険税を除く）の徴収実績等について、地方財政状況調査（決算統計）が確定したため、公表します。
1 市町村税の決算状況 ※資料1と別紙1参照
○ 令和6年度の市町村税の決算収入額は約1,101億円となっており、令和5年度と比較して約8億円減少しています。
○ 減少の主な要因としては、令和6年度に実施された定額減税による市町村民税（個人分）の減が挙げられます。
○ 税目別の決算状況は【別紙1】のとおりです。
○ 令和6年度の市町村税全体の徴収率は98.4％となっており、令和5年度と同率となっています。
【資料1】
2 市町村税の徴収状況 ※資料2と別紙2・3参照
○ 佐賀県内市町全体の徴収率は、【資料2】のとおり、おおよそ上昇傾向にあり、平成24年度以降は全国平均の徴収率を上回っています。
○ 税目別の徴収状況は【別紙2】のとおりです。
○ 各市町の令和6年度の徴収率（市町村税全体、個人市町村民税及び固定資産税）は、【別紙3】のとおりです。
市町村税全体の徴収率は、前年度と比較して5市町が上昇し、6市町が低下、9市町が横ばいとなっています。
※ 令和6年度の全国平均の徴収率は、令和8年3月ごろ総務省が公表予定です。
【資料2】
3 徴収率向上に向けた取組
（1）市町における取組
○ 税金を納める資力があるにもかかわらず、催告等を行ってもなお完納に至らない場合は、預貯金、生命保険、給与等の差押えを実施するなど、毅然とした滞納整理に取り組んでいます。
○ 一方で、納めたくても納められない、例えば多重債務を抱えている方などに対しては、関係部署と連携し、生活再建を図りながら納税につなげていくなどの取組を行っています。
（2）県と市町の共同徴収の取組
○ 佐賀県では、各県税事務所に個人住民税等の徴収に特化した部門を設置し、市町から職員を受け入れて、県と市町の共同徴収の取組を行っています。
○ 令和6年度は、6市町から職員を受け入れるとともに、引き続き、県職員による直接徴収も実施しました。
また、市町村民税等の滞納額約4億4,508万円を引き受け、共同で滞納整理を行った結果、約2億1,653万円を徴収しました。なお、預貯金、生命保険、給与の差押えなどの滞納処分を368件実施しました。
○ 職員を派遣できない市町については、県職員が市町を訪問し、効果的な滞納整理の方法等について支援を行いました。
○ このほか、佐賀県、市町職員を対象として、滞納整理実践研修会など税法、滞納整理に関する各種研修会を実施しました。
添付資料