薬害とは
薬害とは、医薬品の使用により、単なる副作用とは異なる重篤な健康被害が発生し、社会問題化したものをいいます。
過去に起きた主な薬害は、キノホルム製剤による神経障害を引き起こしたスモンの発生、サリドマイドによる胎児の障がい、血液製剤によるHIV感染やC型肝炎ウイルス感染などがあります。
薬害を学ぼう
どうすれば防げるのか？なぜ起こったのか？
厚生労働省作成の「薬害を学ぼう」は、薬害を知り、被害にあった方々の声を聴き、薬害発生のプロセスを学び、薬害が起きない社会の仕組みを考える内容となっています。
厚生労働省では、薬害が起こらない社会を目指し、薬害についての周知啓発を行っています。詳細は、厚生労働省ホームページをご参照ください。
また、薬による健康被害を受けた場合は、「医薬品副作用被害救済制度」などの公的な救済制度がありますので、独立行政法人医薬品医療機器総合機構（PMDA）までご相談ください。