
| 令和7年11月13日 1 建築住宅課 担当者 中野 内線 2710 直通 0952-25-7164 E-mail kenchikujuutaku@pref.saga.lg.jp
2 県土企画課 担当者 野口 内線 2760 直通 0952-25-7258 E-mail kendokikaku@pref.saga.lg.jp
3 資産活用課 担当者 川﨑 内線 1260 直通 0952-25-7192 E-mail shisankatsuyou@pref.saga.lg.jp
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行政財産使用料、工事費及び交付金の事務手続き等に誤りがありました
11月21日、2(1)調査結果の表中の金額を訂正しました。
標記の件について、先に確認された類似の事案を受けて追加調査を行い、その結果がまとまりました。
それぞれ同様の事案が発生しないよう、あらためて再発防止に取り組みます。
1 県営住宅における行政財産使用料の未徴収、過徴収について
本年8月25日に公表した県有財産使用料に係る未徴収及び過徴収事案に関連して、調査中としていた県営住宅にも次のとおり同様の誤りがありました。
(1)調査結果
現場確認等のミスのため、生じた電柱等の未徴収額及び過徴収額は以下のとおりです。
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概要 |
件数 |
金額 |
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未徴収 |
14件 |
168,000円 |
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過徴収 |
3件 |
36,000円 |
(2)今後の対応
未徴収分は追加徴収、過徴収分は返還の手続きを速やかに行います。
(3)再発防止策
行政財産使用料に係る業務について、マニュアルを整備するとともに、毎年実施している公有財産研修においても指導・周知をさらに徹底します。
2 工事費の過大支出、過小支出について
本年6月3日に公表した県発注の道路整備事業における工事費を過大に積算し支出していた事案を受けて、過去5年分(令和2年度~令和6年度)の追加調査を行ったところ、地域交流部、農林水産部及び県土整備部において次のとおり同様の誤りがありました。
(1)調査結果
工事の積算において、一部の材料に計上する必要がない経費(現場管理費等の諸経費)を計上し、一方で計上する必要がある経費(現場管理費等の諸経費)を計上しないなど、受注者に対して過大又は過小に工事費を支出していたものがありました。
また、これに係る国の交付金等を過大に受け入れていたものがありました。
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概要 |
件数 |
金額 |
国への
返還額 |
市町等への
返還額 |
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過大支出 |
27件 |
37,660,700円 |
19,972,648円 |
1,303,334円 |
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過小支出 |
4件 |
12,260,600円 |
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(2)今後の対応
過大支出及び過小支出とも11月定例県議会に返還等に係る予算議案を提出します。
(3)再発防止策
工事費算出に当たり適正な積算を徹底するとともに、チェック体制を強化し、再発防止を図ります。
3 国有資産等所在市町村交付金の未交付、誤交付について
県所有の固定資産が所在する市町へ支払う交付金について、未交付のものがあったことを覚知しました。これを受けて全庁調査を実施し、以下のとおり未交付及び誤交付の事案を確認しました。
(1)調査結果
交付額の対象誤り等のため生じた未交付額及び誤交付額は以下のとおりです。
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概要 |
件数 |
金額 |
該当する固定資産 |
対象市町 |
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未交付 |
5件 |
16,891,800円 |
食肉センター牛処理施設等 |
多久市ほか3市町 |
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誤交付 |
2件 |
2,089,300円 |
唐津港(漁具保管所)等 |
唐津市 |
(2)今後の対応
11月定例県議会に未交付に係る予算議案を提出します。誤交付分は唐津市から返還されます。
(3)再発防止策
対象資産の適正な把握を徹底するとともに、チェック体制を強化します。また、毎年実施している公有財産研修において、周知・指導を徹底します。