強度行動障害とは
強度行動障害とは、以下の行動が著しく高い頻度で起こり、特別に配慮された支援が必要になっている「状態」を指します。
・自分の体を叩いたり、食べられないものを口に入れる、危険につながる飛び出しなど、本人の健康を損ねる行動
・他人を叩いたり、物を壊す、大泣きが何時間も続くなど、周囲の人の暮らしに影響を及ぼす行動
知的障害、自閉症のある人などが、こうした状態に陥りやすいとされています。
また、障害特性(コミュニケーションの苦手さ、感覚の過敏さ)に環境や周囲の支援が合わないことで、強度行動障害が生じやすくなるとされています。
しかし、本人に合わせて配慮された環境・支援が得られれば、強度行動障害の予防・改善につながることが確認されています。
強度行動障害が現れやすい人々が安心して生活できるようにするには、周囲の人々が本人の特性に応じた適切な支援のあり方を考えることが大切です。
佐賀県内の強度行動障害に関する相談窓口について
佐賀県では、強度行動障害に悩んでいる方が相談できる窓口を県内2か所に設置しています。お悩みの方はお気軽にご相談ください。
施設住所:佐賀県鳥栖市江島町字西谷3300-1
電話番号:0942-81-5728
メール :shienyui@kumin.ne.jp
開業日時:月曜日~金曜日(祝日、年末年始を除く)
9時00分~17時00分 ※相談は予約制
〇 西部発達障害者支援センター 蒼空(そら)
施設住所:佐賀県多久市北多久町大字小侍40-2
多久市児童センター(1階あじさいルーム1)
電話番号:0952-37-1251
開業日時:火曜日~土曜日(祝日、年末年始を除く)
9時00分~17時00分 ※相談は予約制
※どちらのセンターも、発達障害に関する相談も受け付けています
※佐賀県内にお住まいの方であれば、どちらのセンターにも相談可能です
佐賀県が実施している支援について
佐賀県では相談窓口の設置のほか、強度行動障害支援者を育成・サポートする事業を実施しています。
○ 指定事業者による強度行動障害支援者養成研修
県が定める要件を満たす指定研修事業者による、強度行動障害支援者養成研修です。
指定研修事業者は以下の2団体です。
○ 強度行動障害支援者へのフォローアップ研修・アドバイザー派遣
強度行動障害の事例検討を通じた支援者のレベルアップを目指す研修です。
また、研修受講者が抱える困難事例の改善を目指し、アドバイザーの派遣も行っています。
※支援者養成研修を受講済みの方の参加を想定しています。
強度行動障害に関する調査
佐賀県では、県内の強度行動障害を有する児者の実態を把握するための調査を実施しています。
令和7年11月に市町、精神科病院、特別支援学校、相談支援事業所に強度行動障害の状態にある方の実数や生活状況等の実態調査を実施しました。
令和3年11月に市町及び児童相談所に「行動関連項目10点以上」または「強度行動障害判定基準20点以上」の人数調査を実施しました。