
令和7年10月17日 原子力安全対策課 担当者 高木 内線 1880 直通 0952-25-7081 E-mail:genshiryokuanzentaisaku@pref.saga.lg.jp |
九州電力から玄海4号機の定期検査中の弁の不具合及び定期検査の予定について報告がありました
本日10月17日、九州電力から、9月28日に県へ連絡があった玄海原子力発電所4号機の定期検査中の弁の不具合について、点検及び部品交換を行い、正常に機能することを確認したとして、原因と対策及び定期検査の予定について報告がありました。
(九州電力からの報告概要)
1 確認された不具合
蒸気配管設備の検査に使用する弁からの蒸気漏れ
2 点検内容
当該弁及び同様の箇所に設置している弁計4台の分解点検及び部品交換
3 推定原因
微小な異物の噛み込み
4 再発防止対策
従来から実施している対策に加え、異物の発生を更に低減させるため水質管理を強化、当該弁に一定時間水を流して異物を除去する手順を追加、高温高圧の状態での当該弁の開閉操作を行わないよう運用を変更、次回の蒸気配管設備の検査では新たな弁を設置して検査を実施する
5 定期検査の予定
10月17日 原子炉起動
10月18日 臨界
10月20日 発電再開
11月14日 定期検査終了
県からは、以下の申し入れを行いました。
・安全に影響のない弁の不具合ではあったものの、3号機に続いて4号機でも発生を防止できなかったことが問題。
・追加した再発防止の取組を徹底していくこと。