
今季初のインフルエンザによる学級閉鎖の報告がありました~感染予防に努めましょう~
本日(9月11日)、今季初のインフルエンザによる学級閉鎖の報告がありました。
今年もインフルエンザの流行が始まる時期となり、今後、学校や社会福祉施設等における集団発生の増加が危惧されることから、下記のとおり「手洗いなどの予防対策の実行」、「有症状時の早期受診や学校等への連絡」など感染予防に努めましょう。
記
1 学級閉鎖の概要
(1) 場所 佐賀市内の小学校
(2) 欠席者数 生徒33名中 9名
(インフルエンザ 3名)
(3)
病因物質 インフルエンザウイルス(A型)
(4)
措置 1日間の学級閉鎖(令和7年9月12日(金曜日))
2 予防方法
○石鹸を使ってこまめに手を洗いましょう。
○咳エチケットを守り、マスクを適切に着用しましょう。
○日頃から、十分な栄養と休養をとり、規則正しい生活を心がけましょう。
○周囲でインフルエンザの流行がみられる時は、特に注意し、毎日の体温測定など健康観察を行い、早期発見に努めましょう。
○できるだけ人混みを避けましょう。
○こまめに換気を行いましょう。
○インフルエンザの予防接種は、発症予防及び重症化予防に有効とされています。例年、10月頃から開始されますので、予防接種について御検討ください。
3 かかったと思われる場合の対応
○早めに医療機関を受診しましょう。
症状が出てから概ね48時間以上経過すると、ウイルスが増えすぎて薬が効かなくなる場合がありますので注意しましょう。
○咳があるときは、マスクを着用しましょう。
特に医療機関を受診する際は、他の患者への感染防止のため、必ずマスクを着用してください。
○外出を控え、医師の指示に従い療養しましょう。
○次のような症状がある場合は、すぐに医師に相談しましょう。
【小児】
•呼吸が速い、息苦しそうにしている。
•顔色が悪い(土気色、青白いなど)。
•嘔吐や下痢が続いている。
•落ち着きがない、遊ばない、反応が鈍い。
•症状が長引き、悪化してきた。
•けいれん、意識障害(視線が合わない、眠り続けるなど)、異常な言動がある。
【大人】
•呼吸困難又は息切れがある。
•胸の痛みが続いている。
•嘔吐や下痢が続いている。
•3日以上、発熱が続いている。
•症状が長引き、悪化してきた。
4 学校、社会福祉施設関係者の皆様へ
○日頃から幼児、児童生徒、入所者の発熱等の健康観察を行い、有症状者に対しては、早期受診を勧奨してください。
○施設内へウイルスが持ち込まれないよう対策を講じてください。
・教職員、施設職員は、日頃から自身の健康管理に努め、自身が感染源にならないようにしてください。
・施設においては、面会者等にインフルエンザ様症状がないかをチェックするなど注意をしてください。
○定期的に窓を開放するなどこまめに換気を行ってください。
○インフルエンザの集団発生が疑われる場合は、学校医等に報告するとともに、最寄りの保健福祉事務所へ御相談ください。