有機フッ素化合物(PFAS)について
1 有機フッ素化合物(PFAS)とは
有機フッ素化合物のうち、ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物を総称して「PFAS」と呼び、1万種類以上の物質があるとされています。
PFASの中でも、PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)、PFOA(ペルフルオロオクタン酸)は、幅広い用途で使用されてきました。これらの物質は、難分解性、高蓄積性、長距離移動性という性質があるため、国内で規制やリスク管理に関する取り組みが進められています。
2 PFOS・PFOAの水質規制の状況
PFOS及びPFOAについては、2020年4月から水道水の水質管理目標設定項目として、合算値で50ng/L以下という暫定目標値により管理されてきました。その後、食品安全委員会の健康影響評価等を踏まえ、2025年6月に関係省令が改正され、2026年4月から同じ50ng/L以下が水質基準として適用されました。
3 人の健康への影響
PFOS、PFOA は、動物実験では、肝臓の機能や仔動物の体重減少等に影響を及ぼすことが指摘されています。また、人においてはコレステロール値の上昇、発がん、免疫系等との関連が報告されています。しかし、どの程度の量が身体に入ると影響が出るのかについては十分な知見はありません。そのため、現在も国際的に様々な知見に基づく基準値等の検討が進められています。また、国内において、PFOS、PFOA の摂取が主たる要因と見られる個人の健康被害が発生したという事例は確認されておりませんが、環境省は内閣府食品安全委員会が行った食品健康影響評価の結果等を踏まえ、最新の科学的知見に基づき、暫定目標値の取扱いについて、専門家による検討を進めています。
4 佐賀県における検査状況
本県では、毎年度、佐賀県水道水質管理計画に基づき、各水道事業者等で実施した水質管理目標設定項目等(農薬類を含む)の検査結果をとりまとめ、水道統計資料「佐賀県の水道」において、公表を行っています。
令和6年度佐賀県の水道