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今後の県政運営関連 その5

最終更新日:

○時事通信
 また組織改編等の話なんですけれども、人的資源の効率的な配分で最大限力を出さないといけないという状況は常にあるとは思うんですけれども、ある特定の事象に対応するために新たに見通しをつくったときに、どこからから人を持ってこないといけないとなると、いろいろしわ寄せがあるという話はいろんな人から聞いていて、実際のところ、やはりそういった負担の部分を担保するために何らか仕組みをつくらないといけないんじゃないかなと思っているんですけれども、知事はそういうしわ寄せが出てくるであろうところに対して、どのように手当てというか、策を講じていかれるつもりなのか。あとは、抜本的な改革をするとなると、やっぱりそういうことも懸念されると思うので、どうしていきたいということがあれば教えてください。
○知事
 しわ寄せの意味がわからないんですが、例えば、ドラスティックに改革すると、それによっていろんな問題が起きてくるとか、そういう意味ですか。
○時事通信
 そうですね。そういうこともありますし、やっぱりいろいろ県に対して求められる県民のニーズも多岐にわたってきているという感じがするので、そういう意味では、業務の量は変わらないもしくは増えているにもかかわらず、人が減っている部署というのも少なからずあると思うので、そういったところに対して、業務の仕方、やり方をもっと効率化させるとか、どうやって負担を軽減していくのか。
○知事
 今の組織体制が必ずしも今の時代背景に合っているのか、そして、県民のニーズに合っているのかというところから見れば、必ずしもそうでない部分も多かろうと思っています。そうした中で、これから改革をしていくわけなんですが、私は佐賀の県民性と言っては何ですが、県職員とおつき合いさせていただいて思うのは、やっぱり急に何かをやるということではなくて、しっかりとみんなで議論をしてプロセスを踏んで決めたことについては、一丸となれると思っているんです。ただ、じゃ、私がこうしたからすぐこうなったというやり方であれば、うまくいくところもうまくいかんだろうなという部分があって、それで、本当はもっと早く改革をというところもあるんですが、ここは1年間しっかりといろんな場面で皆さんの意見を聞きながらやっていこうというふうに思っています。
 私的には、一番やりたいところは、子供の政策であったりとか、特に、Iターン、Uターンというのは非常に多いんですね。昔、20年ぐらい前からIターン、Uターンと言われていますけれども、今こそそれが極めて大切で、そして、いわゆる田園回帰現象というか、むしろ都会よりもふるさとは地域にあったほうがいいんじゃないかというご意見も多いし、それで成功している地域も多々あります。そうした部分での組織的取り組みが非常に弱いんではないかというふうに思いますので、そういったある程度時間をかける必要があっても、それでも早くやらなきゃいけないところについては早目にやらなければいけないなということを考えています。その中でのあつれき等は、その中で吸収していきたいなというふうに思います。





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