佐賀県では、令和5年度から焼酎原料用サツマイモの生産振興に取り組んでいます。
そこで、一般的な焼酎原料用品種である「コガネセンガン」に加え、サツマイモ基腐病に強い品種である「みちしずく」や「コガネタイガン」
について、生育や収量などの栽培特性を把握するための試験を行っています。
また、作業全体の約30%を占める定植作業の省力化を図るため、苗ではなく種イモを直接植え付ける直播栽培や、機械定植が可能な苗を育成する
セルトレイ育苗による機械化技術の確立に取り組んでいます。さらに、作業時期の集中を避けることを目的に、新たな作型として、通常よりも早い
時期に収穫する早堀栽培の検討も進めています。
試験の結果、産地である南九州と比較して高い収量が得られること、直播栽培において慣行栽培と同程度の収量が得られること、さらに上場地域
における早堀栽培が可能であることを確認しました。

セルトレイ育苗したサツマイモ 直播栽培と慣行栽培の収量(ムラサキマサリ)
注)左から育苗28日、21日、14日、7日