令和5年9月28日 健康福祉部健康福祉政策課 担当者 大坪、廣重 直通 0952-25-7075 【E-mail】kenkoufukushiseisaku@pref.saga.lg.jp |
10月1日から今シーズンのインフルエンザ予防接種が始まります
インフルエンザは、例年11月頃から患者が増え始め、12月から3月頃にかけて流行します。
今年度、佐賀県では、例年より早い時期となる7月末から県感染症発生動向調査における定点当たりの患者報告数が、流行の目安である1.00を超えた状態が続いており、さらに9月中旬には、注意報の目安である10を超えたことから「流行発生注意報」を発表したところです。
ワクチン接種は、インフルエンザの発病予防や重症化予防に一定の効果があるとされており、予防接種の効果は、接種の2~3週間後から約5か月間続くと言われています。
つきましては、この冬のインフルエンザの流行に備え、高齢者等でワクチン接種を希望される方は、各市町において接種費用の一部助成も行われていますので早めのワクチン接種をお願いします。
記
1 今シーズンのインフルエンザワクチン
インフルエンザウイルスA型2株とB型2株の4つのワクチン株が一つに混合された「4価ワクチン」です。
(2)接種できる医療機関
〇 内科、小児科、呼吸器科などで接種できます。
〇 高齢者等のインフルエンザ予防接種について、接種できる医療機関を佐賀県のホームページに掲載しています。なるべく、被接種者の健康状況をよく知るかかりつけの医療機関で接種してください。
※ 佐賀県ホームページ
<https://www.pref.saga.lg.jp/kiji00350729/index.html>
トップページ>健康・福祉>健康づくり>感染症・インフルエンザ予防>予防接種の情報>インフルエンザの予防接種情報
〇 ワクチンの供給状況等により、すぐに接種を受けることができない場合がありますので、事前に医療機関へお問い合わせください。
(3)接種費用
ア 一般の方
負担していただく接種費用は医療機関毎に異なりますので、事前に医療機関へお問い合わせください。
イ 高齢者等
接種費用の一部が助成されます。市町によって助成金額が異なりますので、詳しくは、お住まいの市町の保健担当課へお問い合わせください。
〇 対象者: (ア)65歳以上の方
(イ)60~64歳で心臓、腎臓又は呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活が極度に制限される程度の障害を有する方及びヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する方。身体障害者手帳1級程度の方。
※ (イ)に該当される方は、受診時に身体障害者手帳等の提示が必要な場合があります。提示する証明書等についてはお住まいの市町によって異なりますので、詳しくは市町の保健担当課へお問い合わせください。
〇 助成期間:令和5年10月1日から令和6年1月末日まで
(4)接種回数
13歳未満の方は2回、それ以外の方は原則1回
(5)予防接種の効果
インフルエンザの予防接種は、感染後に発病する可能性を低減させ、インフルエンザにかかった場合の重症化防止にも有効とされています。
また、その効果は、接種の2~3週間後から約5か月間続くと言われています。
(6)接種に当たっての留意点
○ かかりつけ医とよく御相談の上、予防接種を受けてください。
〇 副反応として、接種部位の腫れや痛み、発熱、頭痛、倦怠感等の症状がありますが、通常2~3日で治ります。
○ ごくまれにですが、強いけいれんや意識障害等の重篤な症状を引き起こす可能性もあります。
○ 接種後30分は医療機関内で安静にし、接種後24時間は激しい運動や大量飲酒は避け、体調の変化に御注意ください。
〇 ワクチンを接種したからといってインフルエンザにかからないわけではありませんが、重症化の予防効果が期待されます。
添付資料