有明海沿岸道路は、熊本市を起点に、大川市、佐賀市、小城市、白石町等の有明海沿岸地域を経由し鹿島市に至る高規格道路であり、有明海沿岸地域の交流を促進するとともに、佐賀唐津道路や九州横断自動車道と連絡し、さらに九州佐賀国際空港と一体となって広域交通ネットワークを形成する道路です。
佐賀県内では、この有明海沿岸道路を構成する大川佐賀道路(約9km)、佐賀福富道路(約10.5km)、福富鹿島道路(約10km)の3つの区間でそれぞれ事業を行っており、県が事業を進めている佐賀福富道路では、令和3年7月24日に芦刈南インターチェンジから福富インターチェンジまでの区間が開通したことにより、嘉瀬南インターチェンジから福富インターチェンジまでの約10kmが繋がりました。国土交通省が事業を進めている大川佐賀道路では、令和4年11月12日に大野島インターチェンジから諸富インターチェンジまでの約1.7kmが開通しています。