環境放射能水準調査（原子力規制庁委託事業）

最終更新日：2022年5月13日

　全国における放射能の分布状況（水準）を把握するため、原子力規制庁が各都道府県に委託して実施しているものです。

　モニタリングポストにおける放射線（空間放射線量率）の連続測定や、大気浮遊じん、降下物などの放射性物質濃度の測定分析を行っています。

空気中の放射線量の測定

　水準調査用モニタリングポストを県内6か所に設置し、放射線（空間放射線量率）の連続測定を行っています。

　水準ポスト写真
　モニタリングポスト（佐賀県環境センター）

　佐賀県環境センターの屋上で降雨があるごとに雨水を採集し、雨水に含まれる放射性物質の量（ベータ線）を測定しています。

　雨水枡(2)

雨水採集装置

　大気浮遊じん、月間降下物、土壌、水、農畜産物に含まれる放射性物質の量を調査しています。

大型水盤
　　　　大気浮遊じん採集の様子

調査結果は国のホームページ「日本の環境放射能と放射線（外部リンク）」で公開されています。

　原子力発電所の事故時や、北朝鮮地下核実験等の際には調査が強化されます。

　福島第一原発事故を受けて実施している調査及び結果については、「福島第一原子力発電所事故を受けた環境放射能調査について」に掲載しています。

　平成29年9月3日北朝鮮核実験実施を受けて実施した調査については、「北朝鮮の核実験実施に係る県内の環境放射能調査結果」に掲載しています。