佐賀県の自殺対策について
自殺は社会とのつながりの減少や役割の喪失感など様々な要因が複雑に関係して、心理的に追い込まれた末の死と言えます。
年間自殺者数は減少傾向にありますが、非常事態はいまだに続いています。
佐賀県の自殺者数の現状は、佐賀県警察本部資料によると1999(平成11)年に年間の自殺者数が200人を超え、2012(平成24)年までは年間200人台で推移していましたが、2013(平成25)年に182人と200人を下回り、その後は減少傾向にあり、近年は横ばい状況です。
佐賀県は、「自殺対策基本法」及び「自殺総合対策大綱」に基づき「佐賀県自殺対策基本計画」を策定し、自殺対策を総合的に推進するための基本方向を定めています。
(1)子ども・若者の自殺対策の更なる推進・強化
(2)女性に対する支援の強化
(3)地域自殺対策の取組強化
(4)新型コロナウイルス感染症拡大の影響を踏まえた対策の推進など、総合的な自殺対策の更なる推進・強化
(5)関連施策の有機的な連携
について、施策の充実・強化を図ります。
人の想いに寄り添う佐賀県を目指し、計画に基づき、県、市町、県民、各関係団体が一体となって自殺対策に取り組み、県民が健康で生きがいを持って暮らすことのできる「生きやすい社会」、「誰も自殺に追い込まれることのない社会」の実現を目指します。
統計等、詳しい情報は下のリンク先をご覧ください。
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