個人情報を含む資料がSNSに投稿された事案について

個人情報を含む資料がSNSに投稿された事案について

令和4年度の新型コロナウイルス感染症対策において、委託先の業務に従事したスタッフ1名が、コロナ陽性者の情報が記載された資料を、自身のSNSに投稿する事案が発生しました。

県は、個人情報保護条例違反で警察に告発を行い、本日（11月27日）、警察から佐賀地方検察庁に書類送致されたとの連絡がありましたのでお知らせします。今後、同様の事案が生じないよう再発防止に取り組みます。

記

1　事案の概要

(1) 覚知した日　令和5年6月5日（月曜日）

(2) 概要

鳥栖保健福祉事務所及び鳥栖市内の宿泊療養施設において、委託先の業務に従事したスタッフ1名が、自身の携帯電話端末を使い、コロナ陽性者1名の個人情報が記載された資料を撮影し、その写真を自身のSNS上に投稿した。

(3) 委託先

　　株式会社JTB佐賀支店

(4) 投稿者が従事していた時期

令和4年12月（うち9日間）

(5) 個人情報の内容　

氏名、性別、生年月日、電話番号、住所

2　県の対応

　・令和5年6月6日、投稿された個人情報を削除するため、警察へ相談、SNS管理会社に対して投稿の削除を要請（6月22日にSNSのアカウント自体の削除を確認）。

　・個人情報が投稿された方に対して、県から事案の説明・謝罪。

・令和5年6月28日、警察に告発状を提出。8月4日に正式受理。

3　再発防止策

・改めて、委託先である株式会社JTB佐賀支店に対し、「佐賀県個人情報保護方針」に基づき、個人情報を適切に取り扱うよう周知徹底を行いました。

（株式会社JTB佐賀支店 支店長のコメント）

このような事案が発生したことを大変重く受け止めるとともに、個人情報の対象者をはじめ、関係する皆さまに多大なるご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。個人情報の管理につきましては、なお一層の周知徹底を行ってまいります。