令和5年11月24日
流通・貿易課 企画担当 担当者 宮﨑、安冨
直通 0952-25-7252 E-mail: ryuutsuu-boueki@pref.saga.lg.jp
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食の業界で話題の方をゲストに迎え、多角的な視点で佐賀の食と器の未来について考える「サガマリアージュセミナー」を開催します!
今回のサガマリアージュセミナーでは、今年2月に開催した美術館に飾るような器で佐賀の美食を楽しむプレミアムレストラン「USEUM
SAGA」(ユージアムサガ)第4弾で、Kaji synergy
restaurant(カジシナジーレストラン)の梶原大輔シェフとの饗宴が話題となった、今、世界中から注目を集める古民家オーベルジュ「とおの屋要」のオーナーシェフ・佐々木要太郎氏をゲストにお迎えし、地方におけるレストランのあり方などについて語っていただきます。
佐々木シェフは、発酵料理人、自然栽培の米農家、どぶろく醸造家の三足の草鞋を履く稀有な料理人であり、日本人が選ぶ世界の人々のための日本のレストランリスト「Destination Restaurant 2021」の10店舗に選出されたほか、世界的美食ガイド「Gault & Millau JAPAN 2023」において特別賞のひとつ「トラディション賞」を受賞するなど、世界的な評価が年々高まっています。
本セミナーでは、岩手県遠野という地方の中の地方にありながら、国内外から多くのお客様が訪れる古民家オーベルジュとなるまでの歩みやご自身の思考・哲学について、また、風土や文化が大きく異なる東北から見た佐賀県のポテンシャルについて、存分に語っていただきます。
さらに、本来は、「とおの屋要」でしか味わうことのできない、佐々木シェフの発酵料理や貴重などぶろくをお楽しみいただく予定です。
飲食業に携わる方や宿泊業に携わる方、発酵料理に興味がある方、食を通じた地域活性化に興味がある方など、皆様のご参加をお待ちしています。
セミナー概要
〔日 程〕
令和5年11月30日(木曜日)13時~15時(受付:12時30分~)
〔会 場〕
Kaji synergy
restaurant(佐賀県武雄市武雄町4239-1)
〔定 員〕
20名
※先着順となります。
〔対象者〕
次のような方々をお待ちしています。
・料理人
・飲食業や宿泊業などに携わる方
・飲食店経営者
・食を通じた地域活性化に興味のある方 等
〔料 金〕
2,000円
※参加費は、当日に提供する料理とドリンクの料金になります。
※お支払いは現金のみとなります。
〔ゲスト〕
佐々木 要太郎
とおの屋 要 オーナーシェフ
〔内 容〕
(1)「とおの屋要」はいかにして予約が取れない宿になったのか
(2)「米農家」「どぶろく醸造家」「発酵料理人」三足の草鞋を履く佐々木要太郎氏の思考と哲学
(3)「地方の中の地方」だからこそ見えること、できること
(4) 佐賀県を訪れて感じたこと、佐賀の可能性
(5) 遠野キュイジーヌを体験(発酵料理の試食とどぶろくの試飲)
(6) 参加者との意見交換
参加方法
本セミナーは、事前申込制となります。専用の申込フォームからお申込みください。
専用申込フォーム:https://logoform.jp/form/jbBd/430594
※先着順となりますので、定員になり次第、予約の受付を終了させていただきます。
ゲストプロフィール
佐々木 要太郎
とおの屋 要 オーナーシェフ (岩手県遠野市)
<プロフィール>
1981年岩手県遠野市生まれ。三つ星シェフをはじめ、国内外の食のプロが続々訪れる予約の取れない1日1組限定古民家オーベルジュ、岩手県遠野「とおの屋 要」のシェフ。シェフ以外にも自然栽培の米農家、国内外で絶賛されるどぶろく醸造家という顔を持つ、発酵料理人。
2021年「とおの屋
要」は、「The World's 50 Best Discovery 」では東北で唯一選出されリストイン。また、「The Japan Times Destination Restaurants 2021 」で世界の人々のための日本のレストラン10店舗に選出された。
さらに、世界的美食ガイド「Gault & Millau JAPAN
2023」において、全国掲載店501店舗の中から「トラディション賞」を受賞。
食材と器と料理人が織りなす食文化創造事業(サガマリアージュ)
佐賀県では、有田焼創業400年事業や肥前さが幕末維新博覧会、アジアベストレストラン50などを契機に、「食材」と「器」と「料理人」を組み合わせ、調和させることによって新しい価値を創造する「サガマリアージュ」に取り組んでいます。
これにより、佐賀が世界に誇るべき「食材」と「器」の価値に気づき、これらを磨き上げ、新たな価値を創造する料理人が育ちつつあることから、令和3年度より、これまでの成果を受け継ぎ、「サガマリアージュ」を進化させて、トップシェフを目指す県内料理人や若手料理人などのスキルアップを目的としたプロジェクトを展開しています。
(1)サガマリアージュラボ
才能ある県内料理人のもとに、こだわりの食材や器などの作り手が集まり、互いの持つ知識や技術、感性などを共有することでスキルアップを図る自発的な研究会を県内各地に立ち上げる。
(2)USEUM SAGA(ユージアムサガ)
「サガマリアージュラボ」での活動を通じて磨いてきた知識や技術、感性などを表現・発信する場として、人間国宝などの器を使った期間限定のプレミアムなレストランイベントを開催する。
(3)サガマリアージュセミナー
県内料理人や若手料理人、飲食事業者等を対象にした食分野のプロフェッショナルによるセミナーを開催し、様々なインプットを通じた意識改革や学びの機会を作る。
このような取組を通じ、国内外で食と器と料理人のまちとして佐賀県の評価が高まり、ひいては県内に旅の目的となるレストランが生まれることを目指します。