令和4年夏以降、トイレの詰まり修理を提供する事業者のウェブサイト上の「水漏れ・つまり修理 関東最安値 220円(税込)~」などの表示を見た消費者が、低額な料金でトイレの詰まり修理が受けられるものと思い修理を依頼したところ、追加工事が必要などと言われ、高額な料金を請求されたといった相談が、各地の消費生活センターなどに数多く寄せられています。
屋号 | 所在地・代表者 | ウェブサイトの名称・URL |
RS設備 | 東京都台東区東上野4-17-7-602 留 志賢 |
「水の関東24」 (http://mizunokanto/com/)
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(注1)本件事業者が運営するウェブサイトに掲載されていた内容です。
(注2)同名又は類似名の事業者・ウェブサイト名と間違えないよう御注意ください。
2.具体的な事例の内容
本件事業者は以下のような行為を行っていました。
(1) トイレが詰まり困っている消費者がウェブサイトで修理業者を検索し、「水漏れ・つまり修理 関東最安値 220 円(税込)~」などと、低額な料金で トイレの詰まり修理を行う旨を表示する、本件事業者が運営するウェブサイトである「水の関東24」を見つけます。
(2) 消費者からの電話を受け、作業員を派遣します。
(3) 消費者宅を訪問した作業員は作業を開始しますが、追加工事が必要と説明します。
(4) 作業員は追加工事を開始しますが、更に追加工事が必要と説明することがあります。
(5) 最終的には、一般的な修理料金よりも数倍高額な料金を請求します。
詳細は
【消費者の皆様へのアドバイス】
○ ウェブサイトに表示された低額な料金をうのみにせず、依頼する前に、作業内容や料金を確認しましょう。
○ 自宅に来た作業員は信頼できる作業員でしょうか。作業内容や請求された料金に納得できないときは、その場で料金を支払うことに慎重になりましょう。
○ トイレが詰まってしまっても慌てずに、まずは冷静になりましょう。
○ ウェブサイトを見て修理依頼した場合であっても、クーリング・オフできる可能性もあります。
困ったときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットライン188)。