佐賀県では、令和5年6月に厚生労働省から「令和4年人口動態統計月報年計(概数)の概況」が公表されたことに伴い、県分を別添のとおり取りまとめました。その概要は下記のとおりです。
(1)令和4年の出生数は5,552人で、前年より301人減少し、出生率(人口千対)は7.0で、前年の7.3を下回りました。
(2)死亡数は11,205人で、前年より1,060人増加し、死亡率(人口千対)は14.1で、前年の12.7を上回りました。
(3)出生数と死亡数の差である自然増減数は△5,653人で、平成15年から20年連続マイナスとなりました。
(4)合計特殊出生率は1.53で、前年の1.56を下回りました。また、令和4年は沖縄県、宮崎県、鳥取県、島根県、長崎県、鹿児島県に次いで全国第7位となり、前年の8位より順位が上がりました。
(5)悪性新生物による死亡率は348.7(人口10万対)(全国17位)と相変わらず高く、全死亡者のおよそ24.7%を占めました。
(6)婚姻件数は2,951組で、前年より41組減少し、婚姻率(人口千対)は3.7で、前年と変わりませんでした。
(7)離婚件数は1,041組で、前年より146組減少し、離婚率(人口千対)は1.31で、前年の1.48を0.17ポイント下回りました。