困難を抱える妊婦を支援する取組を始めます
佐賀県では、困難を抱え支援が必要な「特定妊婦※」の孤立化を防ぎ、安心して生活を送ることができるようにするための相談・支援事業「産前産後母子支援ステーションましゅまろネット」を下記のとおり開始します。
本事業では、特定妊婦専門の相談窓口を設置するとともに、居場所がない方のために居室を提供するなど、出産前後を通じた切れ目のない支援を行います。
なお、本事業は、県内の児童福祉施設に委託して行います。
記
1 事業名 佐賀県特定妊婦等支援事業「産前産後母子支援ステーションましゅまろネット」
2 事業開始日 令和5年7月14日(金曜日)
3 事業内容
(1)相談窓口
本人やその周囲からの相談に対し、助産師、母子支援員等の専門職員が、助言や関係機関との連絡調整を行うほか、必要に応じて病院や行政機関に同行します。
電話 0120-095-991
[受付]月曜~金曜(祝日・年末年始を除く)9時~17時
メール ホームページから受付 ※7月中に開設予定
SNS 24時間365日間対応 ※10月目途に開設予定
(2)居住支援
居場所を確保する必要性が特に高い特定妊婦に対しては、居室を提供の上、家事等の生活支援、母子保健指導、産後ケア、就労支援等を行います。
①室数 2室
②入居できる期間 産前3か月~出産後退院した日から2か月まで
※県内市町に特定妊婦として登録されている方が対象です。
4 ホームページ(7月中公開予定)
検索ましゅまろネット
※特定妊婦とは…出産後の養育について出産前において支援を行うことが特に必要と認められる妊婦(児童福祉法第6条の3第5項)
(例)・DV被害や若年妊娠、家庭事情等の問題を抱えている
・経済的に困窮している
・心身の状態から育児困難が予測される