【議題】
(1)令和4年度事業評価中間報告及び改善のポイントについて 事務局より(1)について説明。
○各事業の12月末時点での評価結果(指標の達成状況)
評価結果が未確定の事業を除き、各事業の指標を達成
○事業報告
各研修の開催状況、プロジェクト研究・個別実践研究・特命研究の実施状況、主体的な取組へ誘う学校支援 (「Q-U」、特別支援教育)の実施状況
○R5年度事業計画
・リモート研修やオンデマンド研修を実施し受講者の負担感を軽減
・教育センターWebサイトにより、教育に関する最新情報や研究成果等を発信
・希望等研修の充実(研修履歴を活用した受講奨励に対応するため)
・「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業づくり等の研究調査、特別支援教育に関する課題に応じた 研修内容の提供、「Q-U」の自立的分析・活用につなげる研修の提供 等
<委員からの主な意見> ・このコロナ禍で、研修の数を充実させ、受講者も以前に近づいているのは非常に評価できる。 ・新しい研究内容を考えていくに当たって、現場のニーズや教育界の動向等を踏まえた上で決めたほうがいいが、情報を 集めて研究を進めるのは難しい。MEXCBT(メクビット)という文部科学省CBT(Computer Based Testing)のシス テムについても、学校現場において周知が進んでいない。 ・著作権の講座があればよいと思う。学校にせめて1人は教育情報化推進リーダーなど、リーダーシップをとってくれる人 をつくりたい。 ・初任者の集合研修については、維持もしくは増加をお願いしたい。 ・ST(スーパーティーチャー)講座は授業参観できる機会ではあるが、教科が偏っている。以前は講座授業があり、図工 や家庭科の授業を見る機会があった。家庭科が新設されたのはよかったが、家庭科以外の教科への広がりはないのか。
・次世代の育成は、喫緊の課題。指導力や学級経営だけでなく社会性を高めることが重要。対人関係、子供と保護者、同僚 職員との関係でいろいろな課題を抱えている教員が多い。 ・初任者研修、経験者研修の時間が絞られ、いろいろな幅広い研修をすることが難しくなっているが、同期採用者とのネッ トワークを築けるような研修は必要。
・資料中、所員一人当たりの学校支援数が過多となったとあるが、不登校児童生徒支援に関わる学校支援は、今後も減らな いのではないか。 ・高校にも特別支援教育のアドバイスがほしい。 ・オンデマンド研修ではパスワードが多く、研修資料のダウンロード、アンケート提出等手間がかかるので、分かりやすく なるとよい。
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