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食の安全・安心講演会を開催しました

最終更新日:
 

食の安全・安心講演会を開催しました

 令和5年8月25日(金曜日)に、下記の内容で「食の安全・安心講演会」を開催しました。

                   記

 ○場所 アバンセ1F ホール(佐賀市天神三丁目2-11)
 ○内容
  【情報提供】県内の食中毒の発生状況について(佐賀県生活衛生課)
  【講演】知っておこう!食物アレルギー(内閣府食品安全委員会)
 

講演会概要について

 

【情報提供】県内の食中毒の発生状況について

 佐賀県生活衛生課の高祖主任薬剤師から、「県内の食中毒の発生状況」について報告していただきました。
食の安全・安心講演会写真(1)
 また、今回はカンピロバクターについて解説を行っていただきました。
 カンピロバクターの予防対策としては、
 ・生や加熱不十分な鶏肉を食べない
 ・中心部まで十分加熱する(75℃で1分間以上)
 ・二次汚染の防止(調理器具の使い分けや洗浄消毒の徹底)

  が予防対策として挙げられます。

 近年では、アニサキスでの食中毒の発生件数が多いですが、カンピロバクターでの食中毒も発生しておりますので、上述したことに気を付けながら、食中毒の予防に努めましょう!!


 

【講演】知っておこう!食物アレルギー

次に、近年、食物アレルギーの患者数が増加傾向にあり、食物アレルギーに悩んでいる方、困っている方も多いと思います。そこで、今年度は内閣府食品安全委員会 委員 脇(わき)昌子(まさこ)氏から、食物アレルギーに関する御講演をいただきました。

食の安全・安心講演会写真(2)
 食物アレルギーに関しては、
 ・食物アレルギーの児童・生徒の有病率は2022年は、6.3%と増加傾向

 ・免疫力を高めることが、発症を防ぐことに繋がる

 ・原因物質は、近年、木の実類(クルミ、カシューナッツ等)が増加している

 ・小児の食物アレルギーの予防としては、離乳食を遅らせないことが大事(生後5~6か月ごろに開始)

 ・食物アレルギーの疑いがある場合は、病院を受診し、原因物質を確定し、除去食を行うことが重要

 といった内容について講演されました。また、アナフィラキシーの発症時の対応や小児又は大人の食物アレルギーになりやすい条件、予防、食物アレルギー(鶏卵、牛乳、小麦)の注意点等についてもお話いただきました。

 また、講演内で内閣府食品安全委員会の田中リスクコミュニケーション専門官から、内閣府食品安全委員会について紹介していただきました。内閣府食品安全委員会では、食物アレルギー以外にも食の安全・安心に関連した情報を積極的に発信されています。そちらも、チェックしていただくことで、食の安全・安心についてより知識を深めることができると思いますので要チェックです!!

 

終わりに

 今年度は、「食物アレルギー」というテーマに基づいて講演を行っていただいた内閣府食品安全委員会の脇委員に対してこの場をお借りして感謝申し上げます。

 また、当該講演会に御来場いただいた約90名の皆様におかれましても、今回の講演会で食の安全・安心について、少しでも知識や見識を深めていただけたのであれば幸いです。

 最後に、来年度についても「食の安全・安心講演会」を開催する予定ですので、次回の講演会のテーマも含めて楽しみにお待ちください!!

  

関連リンク先

内閣府食品安全委員会HP別ウィンドウで開きます(外部リンク)



 

 




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