環境放射能監視テレメータシステム
玄海原子力発電所周辺の環境放射線等を常時監視するため、モニタリングポスト(現地監視局)を設置し、放射線(空間放射線量率)や風向・風速等を
連続測定しています。
測定データは通信回線を利用して佐賀県環境センターにある中央監視局に集約し、異常が無いか確認し、何か異常があれば直ちに職員へ知らせる仕組みとなっています。データは解析や報告書作成に利用するとともに、県庁や関係市町に設置している表示局へ転送し表示することができます。このシステムを「環境放射線監視テレメータシステム」といいます。
また、このシステムでは、発電所の排気筒モニターや電気出力のデータを収集しており、収集したデータは、佐賀県の原子力安全行政のホームページ
上でリアルタイムデータ(外部リンク)を見ることができます。
環境放射線監視テレメータシステム概要図
モニタリングポスト(立花局) 中央監視局(佐賀県環境センター内)
走行サーベイ用自動車
走行しながら放射線(空間放射線量率)を測定することができます。放射線を測定する機器は可搬型のCsIシンチレーション式検出器と
シリコン半導体検出器を搭載しています。
通信装置も装備しており、測定データは佐賀県環境センターへ転送し、地図上に表示することなどができます。
走行サーベイ用自動車は、環境センターおよび唐津保健福祉事務所にそれぞれ1台ずつ配備しています。
走行サーベイ用自動車 測定機器