様々な企業誘致活動を行われていると思いますが、半導体製造関連企業の誘致についてはどのように行われているのでしょうか。
国家戦略として誘致を成功させた県もありますが、佐賀県はどのような対応をされているのでしょうか。
以前は、鳥栖に半導体製造関連企業があったと思いますが、これも他県に集約されてしまったと記憶しています。
鳥栖地区は特に交通・物流等の面でも優れていると思いますが、なぜ他県に半導体関連企業が集中してしまうのでしょうか。
担当課の回答(令和4年1月28日)
九州は「シリコンアイランド」と呼ばれるように半導体関連企業が集積しており、佐賀県におきましても、半導体関連企業の更なる誘致に取り組んでいるところです。
先般は、シリコンウェーハ製造で世界約3割のシェアを誇る株式会社SUMCOに、投資額2,000億円以上、正社員雇用500名以上の大規模な投資を伊万里市に決めていただき、1月17日、同社との立地協定を締結したところです。
各企業におかれては、面積、取引先、アクセス、給水量など、各種諸要件を総合的に判断しながら立地先を決定されます。
佐賀県としましても、昨今の半導体を取り巻く環境や動きを好機ととらえ、交通の利便性やBCP(事業継続計画)対策の優位性など本県の強みを前面に示しながら、半導体関連企業の誘致に更に力を入れて取り組んでまいります。
県内には、半導体製造全般に関連する企業が多数ございます。
今後も、半導体関連企業の誘致と支援を行いながら、県内産業の活性化や好循環につなげていきたいと考えています。