電話リレーサービスとは
「電話リレーサービス」とは、聴覚や発話に困難がある人(以下、きこえない人等)と、きこえる人(聴覚障害者等以外の人)との会話を、通訳オペレータが「手話」または「文字」と「音声」を通訳することにより、電話で即時双方向につながることができるサービスです。
令和3年7月1日から公共インフラとしてサービスの提供が始まり、24時間365日、双方向での利用、緊急通報機関への連絡も可能です。
総務省作成リーフレットはこちら (PDF:1.96メガバイト)
〇 利用シーン例
・緊急通報機関への連絡
・病院の予約、連絡
・店舗の予約、連絡
・学校や塾などとの連絡
・家族、友人との連絡
・その他、金融機関や宅急便の再配達など様々な場面で活用できます。
きこえない人等の利用方法
きこえない人が利用するには、電話リレーサービスアプリのダウンロードと事前の利用者登録が必要です。
きこえる人の利用方法
きこえる人が電話を受ける方法
※電話リレーサービスを介して、きこえない人等から電話があった際には、通話を拒否することがないようご理解とご協力をお願いします。
(1)固定電話又は携帯電話に、通常の電話と同様の着信があり、サービス利用者に付与される”050”から始める番号が表示されます。
(2)応答後、通訳オペレータから「こちらは電話リレーサービスです。耳の聞こえない方などからのお電話を通訳しております。双方のお話を全て通訳いたします。よろしくお願いします。」という案内が最初にあります。
(3)案内後、通訳オペレータを介してきこえない人等通話できます。
(通訳オペレータはきこえない人等ときこえる人の通話をそのまま通訳します。)
(4)通話終了後は、通常通り電話をお切りください。
きこえる人が電話をかける方法
(1)固定電話または携帯電話より、きこえない人等の電話リレーサービス用電話番号(その人の専用電話番号)をダイヤルし、発信してください。
(2)通訳オペレータと接続します。オペレータから「お電話ありがとうございます。電話リレーサービスです。耳の聞こえない方などへ手話通訳または文字通訳を通してお電話します。双方のお話を全て通訳いたします。おつなぎしますので少々お待ちください。」というアナウンスがあります。
(3)通訳オペレータから、きこえない人等を呼び出します。
(4)きこえない人等が着信画面に応答した後、通訳オペレータを介して通話してください。
(通訳オペレータはきこえない人等ときこえる人の通話をそのまま通訳します)
(5)通話終了時は、通常通り電話をお切りください。
留意点
・きこえる人は、事前の利用登録の手続きは不要です。
・きこえる人が発信する場合、特別な利用料は発生しませんが、IP電話(050番号)へ発信する際の電話料金が適用されます。
・通訳を介しての通話であるため、通常の電話に比べて時間がかかります。
電話リレーサービスに関するお問合せ先
電話リレーサービス提供機関:一般財団法人日本財団電話リレーサービス
TEL:03-6275-0912
FAX:03-6275-0913
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