県は、国が表明した2050 年までの温室効果ガスの排出量実質ゼロを見据えて、県ができる取組を着実に進めていきます。 |
県では、佐賀県環境基本条例に基づき、環境の保全に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るため、環境の保全に関する基本的な計画として、佐賀県環境基本計画を策定しています。
平成28年3月に策定した第3期佐賀県環境基本計画の計画期間が概ね5年間であることから、引き続き、環境保全の基本となる取組を着実に推進するとともに、社会情勢や環境を巡る状況の変化等に対応していくため、新たに第4期計画を策定しました。
この計画は、県民、CSO、事業者、行政等が相互に連携し、一体となって環境に関する様々な課題に取り組むことで、豊かな佐賀の環境を守り、次の世
代に繋げていくことを目指すものです。
6つの施策展開方向に沿って、総合的に施策を展開します。
(1)地球温暖化対策・再生可能エネルギー等の推進
地球温暖化対策、省資源・省エネルギー・再生可能エネルギー等の推進、気候変動の影響への適応
(2)安全・安心で快適な生活環境の保全
大気環境の保全、水環境・土壌環境の保全、玄海原子力発電所周辺環境安全対策、化学物質等による環境リスクの低減
(3)循環型社会の形成
循環型社会の形成促進、安全・安心な廃棄物対策
(4)多様な自然環境の保全・活用
生物多様性の保全・活用、有明海の再生、地域環境の保全と再生、自然環境の利活用
(5)環境を考えて行動する人づくり
環境教育・環境学習等の推進、各主体のネットワークによる環境への取組の推進
(6)環境負荷の少ない地域づくり
環境情報の充実・発信、危機管理体制の充実、環境負荷の少ない産業振興・地域づくり、環境負荷低減に向けた生活圏・交通体系づくり、広域的取組
※計画の詳しい内容については、添付ファイルをご覧ください。