新型コロナウイルス感染症に関連する不当な差別や誹謗中傷は絶対にやめましょう
県内で新型コロナウイルスのクラスターが発生した学校や生徒に対して「なんで学校に行けるの」「どんな指導をしてきたのか」などの誹謗中傷が寄せられているとの報道がなされました。
県では、これまでも、感染された方やその御家族、医療関係者等に関する情報の詮索や、不当な差別や偏見・いじめなど心無い行為は絶対しないように繰り返しお願いしてまいりました。
悪いのはコロナウイルスであり、かかった生徒や学校ではありません。不当な差別や誹謗中傷は絶対しないようにお願いいたします。
佐賀県は人と人が慈しみ合う県であり、このような時こそ人の痛みに敏感になり、共に支え合い、力を合わせて乗り切っていきしょう。
新型コロナウイルスワクチン接種に関連する差別や誹謗中傷は絶対にやめましょう
新型コロナウイルスワクチン接種は、医療機関での個別接種や自治体の集団接種、職域での接種など様々な方法で進んでいますが、接種を受けることは強制ではありません。接種を受ける方の同意がある場合に限り接種が行われます。
ワクチン接種を受ける方には、接種による効果と副反応等のリスクの双方を理解したうえで、接種を受けていただいています。
病気など様々な理由によって、ワクチン接種できない方もいらっしゃいます。
ワクチン接種を受けていない方に対して、接種の強制や差別、不利益な取り扱い、誹謗や中傷がないようお願いします。
誹謗中傷は人権侵害
県政広報CM 令和2年7月「誹謗中傷は人権侵害」篇
「心ない書き込みが、人の命を奪ってしまうかもしれません。
インターネット上での軽い気持ちの書き込みが人の心を大きく傷つけることもあります。
想像してください。画面の向こうにいる人を」
佐賀テレビにて放映しました。
YouTube[Sagakouhou Movie]で公開中です。
ストップ!SNS等での誹謗中傷
インターネット上では、匿名による書き込みが可能なことから、心ない書き込みがされる場合があります。
個人の名誉やプライバシーに関する書き込みは、ちょっとしたことでもその一言一言が人を傷つけます。
最近では、新型コロナウイルスの感染者、その家族等に対して、SNS等で誹謗中傷したり、感染者やその関係者を特定したりする投稿も見受けられます。
佐賀県は、「慈しみ合う」県です。
想像してください。インターネットの画面の向こうにも、自分と同様に傷つきやすい人がいることを。
ともに支えあい、力を合わせましょう