
佐賀県内の学校が第18回キャリア教育優良教育委員会、学校及びPTA団体等文部科学大臣表彰の被表彰団体として決定されました
佐賀県内の下記学校では、キャリア教育の充実と発展に積極的に取り組んでいます。
この度、下記の学校が、その功績を認められ、第18回キャリア教育優良教育委員会、学校及びPTA団体等文部科学大臣表彰の被表彰団体として決定されましたので、お知らせします。
記
1 佐賀県内の被表彰団体
(1)佐賀市立金泉中学校
(2)佐賀県立うれしの特別支援学校
(3)佐賀県立伊万里特別支援学校
2 被表彰団体の主な功績
(1)佐賀市立金泉中学校
・ 勤労観・職業観を育むことを目的に、事前・事後指導を含めた体系的な学びを重視し、学習の冒頭で問いを立て、振り返りまでを一連の流れとして位置づけ、生徒のキャリア発達を促している。
・ 生徒が企画・運営する「実行委員会」方式により幅広い体験活動を展開し、自己決定力や役割意識を育成するとともに、いじめゼロ宣言の改定など学校全体で主体的な学びを実践している。
(2)佐賀県立うれしの特別支援学校
・ 児童生徒一人一人の社会的・職業的自立を目指し、2013年からキャリア教育を学校教育目標の中心に据えて教育課程の改善や職員育成を継続し、職場見学・職場体験・インターンシップを積極的に導入して地域や産業界と連携した教育を展開している。
・「うれ特就労フォーラム」では生徒・保護者・事業所が参加し、就業体験の報告や実演を通じて障害者雇用への理解を広げるとともに、全職員による企業開拓や巡回研修で進路支援を充実させ、地域との協力関係を深めている。
(3)佐賀県立伊万里特別支援学校
・ 「知る」「見る」「選ぶ」、そして「決める」をテーマに、生徒・保護者・教師が企業の取組を直接聞き地域事業所を見学することで、児童生徒の将来を考え、個に応じた進路支援を充実させている。
・ 地域企業と協働し、定期的に企業現場での実習や校内での職業実習を行い、実践的な力を育成するとともに、サポーター企業の協力を得たり、「卒業生の話を聞く会」を実施したりして、進路決定を支援している。
3 表彰式
表彰式は、令和8年1月19日(月曜日)の「令和7年度キャリア教育推進連携シンポジウム」(東京都)内において執り行われる予定です。