事案の概要
(事案1)9月3日16時00分頃、佐賀市在住の方(男性)に対して、女性の声で「国勢調査の調査票は出されましたか?」と電話があった。男性が他の提出依頼と勘違いをして「出しました」と回答。これを受け、女性が(会話として、かみ合っていないが)「私が代わりに書いて出しましょうか。」と言ったものの、訪問はなかった。
(事案2)9月4日14時30分頃、佐賀市在住の方(女性)に対して、佐賀市統計課職員を名乗る男性から電話があった。職員を名乗る男性は、「○○年生まれですよね?」、「○○さんですよね?」といった質問の他、世帯構成や資産額、年金について質問をし、それに対して女性は回答した。
(事案3)9月4日、佐賀市在住の方(女性)に対して、市役所の統計局を名乗る男性から電話があった。職員を名乗る男性は、年金や資産に関することについて質問をし、それに対して女性は回答した。
(事案4)9月8日9時30分頃、鳥栖市在住の方(女性)に対して、「国勢調査のホシノ」 という男性から電話があった。男性は通帳の種類と預金残高について質問をし、女性はそれに対して回答した。
(事案5)9月15日17時40分頃、鳥栖市在住の方(女性)に対して、「国勢調査は、統計法に基づき、日本にいるすべての人・世帯を対象として実施する統計調査です。電話でご回答をお願いします。音声ガイダンスに従ってお答えください。」という女性の声の音声テープが流れ、家族の人数を聞かれ、回答した。
(事案6)9月23日18時45分頃、武雄市在住の方(男性)に対して、「国勢調査にご協力ください。回答は1分程度で終了します。」と音声案内が流れた。この時点で怪しいと思い、電話を切った。
(事案7)9月24日に、佐賀市の国勢調査員が調査票を配布するために世帯を訪問した際に、世帯主の妻から「国勢調査員と名乗る人から電話があり、その時に電話でいろいろと話したはずですが」と言われ、国勢調査をかたった電話がかけられていることが判明した。
(事案8)9月29日に、佐賀市の国勢調査員が調査票を配布するために世帯を訪問した際に、世帯主の妻から「国勢調査員と名乗る電話があり、家族構成等を聞かれたが、よく聞くと録音音声のような声であったため不審に思い、何も答えずに途中で電話を切った」と報告があった。 |