県の取組み 最終更新日:2018年4月3日 いじめ 仕事のストレス うつ病・不眠・アルコール こころと暮らしの相談窓口 ゲートキーパー うつ病・不眠・アルコール 佐賀県では、地域の現状に応じた自殺対策を講じ、様々な分野の関係機関と連携を取りながら、自殺の事前予防、危機対応、事後対応に取り組んでいます。 (1) 自殺対策への基本的な考え方佐賀県自殺対策基本計画 佐賀県自殺対策基本計画 (PDF:770.4キロバイト) 佐賀県では、平成19年に策定された国の「自殺総合対策大綱」に基づき、平成20年3月に「佐賀県自殺対策基本計画」を策定し自殺対策に取り組んでおり、平成29年7月25日に国の「自殺総合対策大綱」が改定されたことを踏まえ、佐賀県自殺対策基本計画の2回目の改定(平成30年4月1日施行)を行いました。 今後も誰も自殺に追い込まれることのない「人の想いに寄り添う佐賀県」を目指して、自殺対策を推進していきます。 (2) 各関係機関との連携 佐賀県自殺対策協議会 佐賀県自殺対策協議会設置要綱(166KB; PDFファイル) 県民のみなさんが、健康で生きがいを持って暮らすことのできる社会を目指すために様々な分野の各関係機関との連携を図り、平成14年から効果的な自殺対策について検討しています。 自殺対策庁内連絡会議 自殺対策庁内連絡会議設置要綱(155KB; PDFファイル) 平成19年から自殺対策について庁内の関係各課がそれぞれの取組み状況や今後の課題などを情報共有し、連携を取りながら自殺対策に取り組んでいます。 自殺対策市町等担当者会議 佐賀県の自殺の状況や各市町の自殺対策の取組みについて情報共有することで、地域の現状に応じた自殺対策を実施するため、平成23年度から開催しています。 (3) 少しでも早くうつ病に気づくために佐賀県かかりつけ医・精神科医紹介システム事業 佐賀県かかりつけ医・精神科医紹介システム事業の概要(108KB; PDFファイル) 協力精神科医療機関(37KB;PDFファイル) うつ病が疑われる患者を、かかりつけ医から精神科医へ紹介し、うつ病患者の早期発見・治療に役立てるとともに、かかりつけ医と精神科医の連携強化を促しています。平成22年11月からは杵藤保健福祉事務所管内において実施し、平成23年12月からは全県下で実施しています。 (4) 県民だれもが「ゲートキーパー」を目指して ゲートキーパー研修 “ゲートキーパー”研修を受けてみませんか?(1360KB; PDFファイル) ゲートキーパー研修申込書(35KB;MS-Wordファイル) 自殺予防の要(かなめ)ともなるゲートキーパーに必要な知識や心得を身に付けるためのゲートキーパー研修を保健福祉事務所、精神保健福祉センターが実施しています。 (5) こころの病気や悩みの相談に対応 佐賀こころの電話 「こころと暮らしの相談窓口」へ 対人関係に関する悩みや性格、行動上の悩み、思春期の悩み、アルコールや薬物に関する悩みなど、様々な心の悩みについて、相談を行っています。 佐賀県自殺予防夜間相談電話 「こころと暮らしの相談窓口」へ 一人で悩み苦しんでいる方のため、専門スタッフが夜間に相談を行っています。 各保健福祉事務所・精神保健福祉センター 「こころと暮らしの相談窓口」へ 心と体の健康(うつ病などの精神疾患や心身の不調など)について、保健師や精神科医(要予約)が相談に応じています。 (6) 自殺予防への啓発・情報発信 テレビCM「ネムレナイをミノガサナイ」(不眠の人篇)動画へ(再生時間15秒) テレビCM「ネムレナイをミノガサナイ」(周囲の人篇)動画へ(再生時間15秒) 不眠の人に向けて、またその家族や周囲の人に向けてのテレビCMを作成し、自殺対策強化月間や自殺予防週間にサガテレビで放送しています。 精神保健福祉大会 心豊かな社会を築いていくために、一人ひとりが心の健康の増進に努めるとともに、精神疾患や精神障害者に関して、理解と認識を深めてもらうことを目的に開催しています。また、市町の首長等を対象に、地域における自殺予防推進を図るため、合わせて自殺対策トップセミナーも開催しています。 (7) 自死遺族の方のこころのケア 自死遺族の分かち合いの会への支援 県内で自死遺族の集いを開催している民間団体に対して補助金を交付し、同じ悩みをもつ方々の集まる場をつくり、相談や情報の共有に役立ててもらっています。また、自死遺族支援事業の広報や県ホームページ等による周知、事業協力を行っています。