28年度九州地区農業大学校プロジェクト・意見発表会に参加してきました。
1月19日(木曜日)~20日(金曜日)鹿児島市で開催された九州地区農業大学校プロジェクト・意見発表会に佐賀県農業大学校の代表として、4名の施設野菜コースの学生が発表しました。
農大入学して、調査研究してきたことを九州各県農大の仲間が集う中での発表でした。
それぞれが成果を持ち寄っての発表で非常に意義ある大会で、堂々とした発表を行いました。
発表名
「イチゴ不耕起栽培における生育収量の違い(2年目)」
(発表者 池田直弘 補助者 右近敬明)
発表名
「ミニトマト栽培における断根処理の効果について」
(発表者 田原敬一郎 補助者 野口 玄)
1月の動き
ハウス内の気温だけでなく、地温や日照量、炭酸ガス濃度など栽培に必要な要因を測定し、携帯電話やタブレットなどで測定結果が閲覧できます。
今回導入したのは、e-kakashiシステムで、県内でも導入例が少ない状況です。
携帯電話でハウス内の環境を確認する学生です。
あらゆるデータが見ることができ、生育状況と照らし合わせて、栽培環境を変えて行っています。
12月の動き
○珍しい赤系の葉菜類を出荷しています。
施設野菜では、シュンギクやコマツナ、ミズナ、ホウレンソウなどの葉物野菜を出荷しています。
その中でも今年度試作している赤系の葉菜類として、ミズナとホウレンソウが出荷始めています。
通常の料理方法だけでなく、サラダに向くなど利用方法が拡大しています。
購入は毎週水曜日14時からの農大直売できます。
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赤いミズナ | 赤いホウレンソウ |
○社会人研修で大玉トマトを栽培しています。
H28の研修者で大玉トマト栽培を希望されている2名の方が、農大の施設ハウスを利用して10月から栽培を始めました。
まだまだ慣れない作業ばかりですが、トマトもピンポン球ぐらいの大きさとなり、収穫が楽しみです。
11月の動き
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ミャンマーから農業大学校の施設ハウスを見学に5名の方が来校されました。 ミャンマーの中でも農業が盛んな地域から来られ、自らもほうれん草や水菜を栽培されているそうです。 栽培関係だけでなく、学生の学習状況など多岐にわたって、見学をされました。 |
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保守点検の研修を行いました。
施設で使用している防除機械や管理機などの保守点検を研修部松永先生が指導され、学生がオイル交換やベルトのチェック等の点検を行いました。
慣れてなく最初は、見よう見まねでしたが徐々に慣れ、最後は要領よく点検ができるようになりました。 |
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2年生の卒論中間発表会が開催されました。
1年間調査研究に取り組んだ成果を発表しました。
2年生はこれまで取り組んだ成果を取りまとめた学生やまだまだ調査中の学生もいましたが、施設野菜の学生は取りまとめができていました。
今後は指摘された内容を検討していき、2月の卒論発表会では、充実した内容を発表していきたい。 |
10月の動き(第2弾)
1年生と専科生のプロジェクト研究が始まりました。(第2弾)
胡瓜とアスパラガスでプロジェクトに取り組む施設野菜1年生と専科生を紹介します。
姉川 凌大君(佐賀市)
今アスパラガスの栽培管理を担当しています。もうすぐ夏芽の収穫が終了して、
春芽の管理となります。
調査研究のテーマは、アスパラガスの春芽を増収させるために、肥料と潅水に
ついて検討します。
専科生
永野 光芳さん(小城市)
京野菜の胡瓜と佐賀県で栽培されている品種の特性について、調査研究をされています。
また、栽培だけでなく、市場性や加工特性等についても調査を取り組まれています。
10月の動き
1年生のプロジェクト研究が始まりました。(第1弾)
丸トマトと胡瓜でプロジェクトに取り組む施設野菜1年生を紹介します。
千々岩 貴大君(小城市)
抑制胡瓜で元肥の違いが収量に及ぼす影響について、調査研究を取り組んでいます。
自ら栽培した胡瓜を収穫してく喜びと収穫量が増えていく事に感動しながら、
日々管理に励んいます。
野口 玄君(佐賀市)
卒業後丸トマトを栽培するため、超密植摘心栽培について、調査研究に取り組んでいます。
丸トマトを栽培することは、初めてですが少しずつ作業に慣れてきています。
農大の中でも一番大きなハウスを任されて大変ですが、作業が遅れないように頑張っています。
9月の動き
トマト、キュウリの定植が順調に進んでいます。
いま施設野菜コースでは、促成や抑制栽培の果菜類の定植が最盛期を迎えています。
施設野菜コースの学生だけでなく、社会人研修で来られている方の協力で作業が順調に進んでいます。
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抑制キュウリの定植状況 | 丸トマトの定植状況 |
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メロンの収穫間近です。
メロン「マルセイユ」の作付けを行い、間近に収穫を迎えています。抑制メロンの作付けは施設野菜コースで初めてのことです。今年度は夏場高温のため着果率が大幅に落ちていますが、いくらか着果しました。これらが収穫を迎えています。 |
8月の動き
オープンキャンパスを開催しました。
7月と8月の2回オープンキャンパスを開催しました。施設野菜に興味がある学生の皆さんが参加してくれました。
今回は真夏であるため、ハウス内での作業は短めでしたが先輩の学生と和気あいあいと交流をしていました。
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在校生に教わりながら、イチゴのゴのポットすけに取り組んでいます。 |
京野菜キュウリの収穫が始まりました。
7月下旬に定植した京野菜の「京しずく」の収穫が始まりました。「京しずく」はイボが少なく、肉厚のキュウリです。
8月17日の直売に8袋初出荷して、食味等のアンケートに取り組んで、消費者の動向を把握して、産地化の検討をしていく予定です。
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初売り 200円/袋の販売でしたが、すぐに完売となりました。 |
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パワーポイントを活用して、発表している風景です。 | それぞれが担当する品目で、1年間かけて研究する課題の説明をして、指導助言を受けました。 |
最新の設備での中玉トマト栽培を見学しました。
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7月11日多久市で複合環境システムを利用した中玉トマト栽培の現地を視察しました。
この施設は社会福祉法人もやいの会の農業用ハウスで、県内でも有数の設備で栽培をされていました。
農大卒業後、トマトを栽培する学生も在学しているので、今後のトマト栽培について、非常に参考になったと考えます。
施設の責任者から概要説明され、農場長から施設を見ながら説明を受けました。
7月の動き
施設野菜で加工実習を始めました。
生産から販売加工まで一貫した生産体系を学ぶために,加工実習を施設野菜の1年生、2年生がグループで実習に取り組んでます。
1年生はイチゴを利用した加工品を2年生はトマトを利用した加工品開発に取り組み、農大ブランドとして販売できるように製品化を目指します。
1年生の実習風景 イチゴゼリーの試作品
2年生の実習風景 トマトを使ったシフォンケーキ
6月の動き
猛暑対策と次作付け対策を行いました。
暑い日が続きます。施設野菜にとって次年度作の準備をしています。太陽熱消毒をするために
ハウス内にビニール被覆をしています。
また、ハウスの天井に遮光ネットを張って、猛暑対策を行っています。
パソコンでデータ処理をしています。
栽培が終了して、収量調査や生育調査を取り組んだ結果をパソコンで処理しています。
また、1年生は今後栽培する品目をインターネットを活用して、学習を行っています。
5月中旬のうごき
1年生の卒論ゼミを始めました。
8月から1年生が栽培を始めるために、栽培の知識を得るためにゼミを始めました。
真剣な表情で自らが栽培予定の品目について発表していました。
高校生との交流を深めました。
未来さが農業塾の塾生と施設野菜の学生が一緒に仲良く作業を行いました。
塾生は慣れない手付きで、施設野菜の学生の指示で、安全に和気あいあいと作業をしてくれました。
4月当初のうごき
1年、2年合同で作業に取り組んでいます。
アスパラガスの立茎作業の一環として、ネット張り作業を行いました。
まだ慣れない1年生に2年生が見本となり、作業に取り組んでいます。
社会人研修もスタートしました。
仕事をしながらピーマンとアスパラガスの栽培を習得するための社会人研修がスタートしました。まだ慣れない中で、
先生の指示で畦立てやマルチ張りの作業を行いました。
ピーマンのマルチ張り作業風景
アスパラネット張り作業風景
3月の動き
3月8日に流通研修発表会が開催され、1週間青果市場やスーパーの研修で学んだことを発表しました。
イチゴフイルム張り機を購入しました。今までは手でフイルムを貼っていましたが、
この機械で貼れば、きれいにフィルムを貼ることができました。
2月中旬の動き
アスパラガスの収穫始まりました。
1月から保温開始して、春芽の収穫を始めています。
本日は、アスパラガスが多く収穫でき、調整作業にも大変忙しいです。
半促成胡瓜の定植を行いました。
全学生協力して、半促成胡瓜の定植を行いました。本日は、社会人研修の方も見え、いちから作業を学んでおられました。
この胡瓜が収穫できるのは3月中旬頃を想定しています。
(平成28年2月16日)
2月のうごき
施設野菜の現場講義にて、玄海町の上場地区イチゴパッケージセンターを見学してきました。この施設は全量機械選果により、
高品質なイチゴの商品作りに取り組まれている施設です。学生も施設を見学して、興味津々に見ていました。
経営感覚を習得するために、農業簿記3級の勉強を施設野菜では取り組んでいます。
問題に悪戦苦闘しながらも解答して、少しずつではありますが、レベルが上がってきています。
(平成28年2月4日)
1月後半のうごき
平成28年1月21日から22日に佐賀市アバンセにて、九州地区農業大学校プロジェクト・意見発表大会が開催されました。
施設野菜コースからは1年 古川雅也君が意見発表を佐賀農大代表として、堂々と発表しました。
アスパラガス保温開始しました。1月20日から保温を始めましたので、下の写真のように春芽が徐々に芽吹いてきました。
まだまだ収穫するまでは,時間がかかりますが、美味しい春芽が収穫できる事を楽しみにしています。
(平成28年1月27日)
1月のうごき
農大名物、毎週水曜農大直売デーの風景です。1月13日から2年生に替わり1年生が販売担当となりました。
1年生4人だけの対応は初めてでしたが、お互いに協力して接客、販売ができました。
(平成28年1月13日)
12月のうごき
ミニトマトの調整風景です。朝一番収穫したミニトマトを1年生と2年生がパックに詰め込む作業を行っています。
非常に甘く、施設野菜の中で一番の売れ筋商品です。
イチゴ担当の1年の右近君と池田君です。
(平成27年12月11日)
11月のうごき
ナスを着果させるため、2年生がホルモン処理をおこなっています。
「おいしいミニトマトになりますように」と思いを込めて、1年生が「わき芽」を取っています。
1年生がキュウリを出荷するための袋詰めをしています。キュウリは毎日収穫しているので、鮮度抜群です。
(平成27年11月16日)
専攻の紹介
施設野菜、米麦に関する幅広い専門知識と生産・販売技術及び経営について学びます。
(写真は、1年生4人)
- イチゴ高設栽培、トマト、キュウリ及びナスの施設栽培
- アスパラガス、ピーマン、小ネギ等の雨よけ栽培
イチゴハウスで芽かき等の作業を行っています。
収穫も始まり、少しづつ収穫量も増えてきています。
消費者の方に喜ばれるいちごを作っていきたいです。