1．さが園芸888運動に貢献する園芸作物の省力化・高品質化・高収益技術の確立
1）大幅な規模拡大を可能とする超省力技術の開発
（1）タマネギ栽培のさらなる規模拡大を可能とする新技術の開発
（2）佐賀平坦地域におけるタマネギ直播栽培の技術確立
（3）佐賀県の基幹作物タマネギの生産拡大を可能とする新たな病害虫防除技術の確立
2）大幅な収量の向上を可能とする新技術・新品種の開発
(4)キュウリの根域制限栽培による高収量定生産技術の確立
(5)データ駆動型施設園芸に向けたデータ連携システムの開発・実証
(6)園芸産出額向上に寄与できる収益性の高い県独自品種の開発
(7)国内外で支持される競争力ある高品質イチゴ新品種の育成
(8)消費者に選ばれる高品質ブランドイチゴ「いちごさん」の生産・流通技術の確立
(9)アスパラガス大規模経営のためのAI・ICTを活用した栽培技術及びシステムの開発
(10)施設回転率の向上による施設切り花の周年生産体系の確立
(11)シンクロトロン光を活用した花き類の県オリジナル品種の育成
(12)中山間地域におけるホウレンソウ農家の所得向上につながる生産技術の開発
3）大幅な高品質化（単価アップ）が可能となる栽培技術の開発
(13)トンネル栽培を利用した「いちごさん」早期どり技術の確立によるブランド向上
(14)適正規格の高品質タマネギを毎年安定生産するための球肥大コントロール技術の確立
(15)国産タマネギの安定供給に向けた持続可能なタマネギ腐敗性病害防除技術の構築
4）露地野菜を中心とした水田営農体系模索
(16)サトイモにおける親芋を活用した育苗技術の開発と連作障害回避のための輪作体系の確立
5）近年の情勢変化に対応した有用技術の開発
(17)水稲・麦・大豆・タマネギ輪作体系での肥料コスト削減のための堆肥利活用技術の確立
(18)農業副産物を活用した高機能バイオ炭の製造・施肥体系の確立
6）水稲に代わる品目の選定
(19)収益性が高い有望な露地野菜作期拡大および安定生産技術の開発
(20)シンテッポウユリ等の夏秋期出荷品目の省力化安定生産技術の確立と新品種育成
2．米麦大豆の安定生産技術の確立
(21)佐賀水田農業を安定に導く水稲品種の育成
(22)スマート農機と衛星データを活用した水稲の省力低コスト生産技術の開発
(23)大豆品種の育成・選定
（24）稲・ビール大麦育成品種比較試験
（25）需要の動向に即した水稲・麦類・大豆新品種系統の作柄安定化対策試験
（26）水稲・麦類・大豆の除草剤等新資材適応性検定試験
（27）業務用途に向けた水稲の超低コスト・多収生産技術の開発
（28）気象変動に対応した麦類の安定多収栽培技術の確立
（29）有機物の還元等の土壌管理実態と土壌由来温室効果ガスへの影響調査
（30）中山間地における「にじのきらめき」湛水直播栽培技術の確立
（31）省力的なIPMを実現する水稲病害虫予報技術の開発
（32）佐賀県米麦を脅かす難防除病害虫を克服する防除技術の確立
3.現場が直面する課題解決のための課題
（33）殺線虫剤が不要となる打破系線虫に抵抗性を示すナス・トマト用台木品種の開発
（34）化学的防除に依存しないキュウリ難防除害虫防除技術の確立
（35）露地野菜の新資材・品種適応性試験
（36）新殺虫殺菌剤適応試験
（37）新規資材の適応試験及び既存資材の施用改善試験
（38）中山間地における水稲、野菜の新規資材適応試験
（39）水田有機大豆作における機械除草適期診断アプリの導入による省力除草と安定生産技術の確立
4.産学間の連携強化による新技術の開発
（40）農業に関する画期的新技術の開発のためのプラットホーム
5.県民に開かれた農業試験研究センターの取組
（41）主要農作物奨励品種決定調査事業
（42）水稲・麦・大豆の原種・原々種圃設置事業
（43）主要作物の品質を含めた作況と災害対策試験
（44）病害虫発生予察事業
（45）イチゴ優良種苗安定供給対策事業
（46）有機農業等環境保全向上対策事業