研究内容
夏季における種雄豚の繁殖性向上技術の開発
夏季における交配に用いる雄豚の繁殖性を向上させるため、飼料の中にアミノ酸などを添加して、精子の性状を改善する取り組みを行っています。
|
|
種雄豚飼料へのアミノ酸の添加 | 精子性状の確認 |
消費者ニーズに考慮した肥育豚の飼養管理技術の開発
豚肉中に含まれるオレイン酸の割合を増やすために、高オレイン酸含有大豆を給与したり、飼料の成分を変えることで、豚肉中に脂肪交雑を増やすといった、付加価値の高い豚肉生産の開発に取り組んでいます。
豚の非外科的胚移植技術
防疫対策面から豚の非外科的手法による胚移植技術に取り組んでいます。
|
|
|
胚のガラス化処理 | ガラス化保存胚(加温処理後) | 非外科的手法による胚移植と 移植用カテーテル |
豚舎防疫対策
防護柵の設置、交差汚染防止および家畜飲用水の水道水への転換等の防疫対策を実施しています。
|
野生動物侵入防護柵 |
網目幅を小さくして(2cm幅)、上部と下部に侵入防止用の返しを設置
県内農家への人工授精用精液の分譲
県内種豚の改良や人工授精技術の推進のため、純粋種豚3品種(ランドレース種、大ヨークシャー種及びデュロック種)の精液配布を行っています。注文については電話で受け付けています。詳しくは当試験場中小家畜研究担当(TEL:0954-45-2030)までご連絡ください。
精液の採取